コードブルー〜救命医の恋〜second

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「ごめんなさい。
私はやっぱり藍沢先生と一緒にいたいの。

だから暖とはやり直せません」


非番の私は暖の病室を訪れた


今回のことで

私は藍沢がいなければ生きていけないとさえ思った。

彼のそばを離れたくないって


だから暖に話をしに来た




「そっか…実はこのまえ、あいざわ…先生だっけ？
来てくれたんだ」


…え？なんで……


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《あいつが貴方を選んだなら、それはあいつが決めた幸せだと思います。

だから幸せにしてやってください》


《あいつ、事故で生死をさ迷ったことがあって。

そのとき、腎臓を損傷してるんです。
今は平気でも必ず経過は見るように言ってください！
辛い思いさせたくないんで》


《Aにとって医者は天職だと思います。

だから、あいつが望むなら続けさせてやってください…》



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「一生懸命頭下げてさ。

あ、この人は俺なんかよりずっとAを愛してるんだって

敵わないなって思ったから。

俺も、なかったことにしようって話さなきゃって思ってた」



「A

めちゃくちゃいい人に出会ったんだね。

幸せになってね……」

”Where is a room in Mr. HARU?”
(ハルの部屋はどこ？)

な、なに？！

廊下がナニやら騒がしい


“ちょっと待ってください！”

“Haru!Haru!!”


「はる…？」


私は廊下に出た


ブロンドのキレイな女性が慌てたように看護師に訴えている


「Are you looking for anyone?」
(誰かをお探しですか？)

「Where is the Haru Yamamoto's room?」
(山本暖の部屋はどこですか？)


「Excuse me, but who are you?」
(失礼ですが、どちら様ですか？)


「I'm loving Haru！！

I have come from the United States to look for him！」

(私はハルを愛しています！
彼を探しにアメリカから来ました！)



え…？

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