23話 追加しました ページ25
中也side
嫌な予感がする。
最近、Aがずっと何か悩んでるようだ、自分で解決しなきゃとは言っていた。
俺がAをそういう目で見ているからそう考えてしまっているのか、いや、そうであって欲しいが。
Aに想い人が出来たのではと、俺は考えている。
Aも、此処に来て結構な月日が過ぎた。想い人の1人や2人できてもおかしくはないだろう。
グダグダ考えても仕方がない。
先刻、済ました報告書を姐さんに出しに行った。
「ご苦労じゃったのう」
姐さんがはにかむ
「いえ」
「そうじゃ中也、Aとは何も無いのかの?」
「ッ 姐さん、よしてくださいよ。」
「なんじゃ、諦めたのかえ?Aは可愛いからのうさぞかしモテるじゃろなぁ。おぬしもはよなんとかせんとどこぞの馬の骨とも知れん男にとられるやもしれんなぁ」
「……。嗚呼、そうかも知れませんね。」
「おぬしはそれで良いのかえ?兄妹だからということにひかかっておっては中也もまだまだじゃのう」
片目を閉じ、見透かすように俺を見た。
「本当っ、姐さんには敵わない」
「当然じゃ」
「俺は此れで失礼します」
部屋を出て、扉を閉め、一息ついた。
視線を上げ、いつも通り、Aを迎えに行った。
最近色々予定が詰め込まれすぎていて忘れていたが、もうすぐAの誕生日である事に気がついた。
俺はみんなに連絡を取り、ちょっとしたパーティーを開くことになった。
誕生日まで数日しかないが、Aが喜んでくれるようにしたい。Aには秘密で事はどんどん進んでいく。
所謂サプライズだ。
色々、(姐さんが)計画した結果、姐さんがAを迎えに行くことになった。
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雪見だいふく - あの、多分ねぇさんじゃなくていいあねさんです (2018年7月23日 10時) (レス) id: 45f0691588 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 文スト大好きおじさん(笑)さん» 一様、はじめが黒の時代編なので与謝野先生と出会ってないっという設定何ですよ〜() (2017年8月1日 10時) (レス) id: 46346c34a6 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好きおじさん(笑) - 与謝野さんがいるから治る!と、思いました!でも、太宰が気づかないとは (2017年6月3日 13時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 千さん» 有難うございます!!太宰さんも頑張ります!!次も(?)ワクワク出来るような作品が作れるよう頑張ります!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - medaemonさん» 有難うございます!!本当に更新遅れて申し訳ないです。此れからはそんなことのないように…が、頑張ります。太宰さんのお話も頑張らせて頂きますm(*_ _)m (2017年5月4日 22時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼也 x他1人 | 作成日時:2017年4月20日 8時