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10話 ページ12

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「お前が悪いんだよ?逃げようよするから。」

ごめんなさい…。

「もうお前に足なんて必要ない」

厭だ…。、やめて…。

「此処出て何処に行くつもりだ?家族も、友人も、知り合いもいない。今や足もない。」

あれ?何処へ行くつもりだったのかな?
私には。誰もいない?
お兄ちゃん…?、あれ?

「お前の居場所は此処にしかない。」

此処は、居場所があるの…?

「此処なら、安全だ。逃げる必要が無いそうだろ?」

「他の何処へ、行っても邪魔になるだけだ、足でまといになる。お前はここに入ればいい。なぁ?あかり」

邪魔… 迷惑… 足でまとい … 私はここに居なくちゃ行けないのか そっか。 そっか…

そうだよね


私が嬉しくても、、どれだけ楽しくても、、生きているだけでも周りの邪魔になってしまうんだ。

認めたく無かった事実。紛れもない事実。

ごめんなさい。

「Aーご飯何が食べたい?」

…?お兄ちゃん…?

「似合ってんじゃねえか」

「手前が、いるとほんっとめんどくせぇ邪魔だ」

お兄ちゃん…?邪魔…嗚呼、ごめんなさい。
私は忌み子なんだ。私は泣いては駄目もう言い聞かせるように唇を噛んだ

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ーーーーーーーー暖かい…?薄暗くてよく見えなかったが目の前にお兄ちゃんの顔があった。

私は少し汗ばんでいた。
お兄ちゃんが、起きてしまわないようにゆっくり起き上がった。

あれ?そっか。夢…か、

夢…。だよね。
「ごめんなさい」

私は小さく呟いた。

「キャッ」

身体が勢いよく、ベットに引き付けられた。

「あっ、起きちゃっ
「何がごめんなさいなんだ。」

お兄ちゃん怒ってる…?、、

「どうせ、迷惑になるとかくだらねぇこと考えてたんだろ!!」

お兄ちゃんが、少し声を張り上げる。

「くだらない?ッくだらなくなんか無いよ!!
生きてるだけで足でまといでしかなくてっ
ぅっ 何にもできなくてっ …っ生きてる意味なんてあるかって ずっとっ っずっと …っぁっ」

駄目だ止まらないまともに話せもしないっ。

「私なんて…ッ やっぱりあのまま…。死んだ方が…ッ!!!!」

「んなわけねぇだろ!!!」
お兄ちゃんの強くだしめてきた。少し痛いくらいに。

「周りが如何とかじゃねぇ!!手前が如何したいかだろうが!!!!」

「手前は、A自身は如何してぇんだ!!」

私が、如何したいか…?

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雪見だいふく - あの、多分ねぇさんじゃなくていいあねさんです (2018年7月23日 10時) (レス) id: 45f0691588 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 文スト大好きおじさん(笑)さん» 一様、はじめが黒の時代編なので与謝野先生と出会ってないっという設定何ですよ〜() (2017年8月1日 10時) (レス) id: 46346c34a6 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好きおじさん(笑) - 与謝野さんがいるから治る!と、思いました!でも、太宰が気づかないとは (2017年6月3日 13時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 千さん» 有難うございます!!太宰さんも頑張ります!!次も(?)ワクワク出来るような作品が作れるよう頑張ります!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - medaemonさん» 有難うございます!!本当に更新遅れて申し訳ないです。此れからはそんなことのないように…が、頑張ります。太宰さんのお話も頑張らせて頂きますm(*_ _)m (2017年5月4日 22時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼也 x他1人 | 作成日時:2017年4月20日 8時

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