【ハイキュー】無気力男子に愛され中。。【国見英】

ほんとはね、2 ページ46

【次の日の朝】



「はあ！？！？！？」


「A、それほんとに…？」




私の机の前で友人二人が声を上げる

もう一人はというと口を開けてぽかんと…





『うん、、ほんと。まだお祭り行く約束してない…国見ちゃんはそういうとこ行くの苦手だろうなと思うとなかなか……』





私が小声でそう告げると、友人に肩を掴まれ前後にガクガクと揺らされる





「あんなに真剣になって選んであげた私達の苦労は！？！？」


『わかっ、た！！わかった！！さそっ、うから！！』


「いつ！？今日ね！今日！！」





お祭り明後日だよ！？と付け足され、確かに早く誘わないとなと自覚した



そして、放課後になり、


国見ちゃんとの帰り道






『あの、さ、』


私が隣をチラッと見上げると、
逆に国見ちゃんは視線を私へと落とす







「なんですか」


『明後日って、何してる？？』







明後日ですか？と聞き返され、頷くと、彼は斜め上に視線をずらし考え始める






「あ、そういえばその日って夏祭りあります？？」


『えっ、あ、そうなの、？』






思わず知らなかった振り

これは、、国見ちゃんから誘ってくれる感じかな！？







「クラスの女子たちが騒いでました…人混みとか……考えるだけでだるい…」






あ、ちがった

てかもう誘えないやつじゃんこれ






『人の数凄いもんねー、』






なんで合わせてしまうんだ自分

ほんとにバカだ







「…………先輩、夏祭り行きたいんですか？」



『ううん！家でゴロゴロしてる方がいいよね！』



「ですよね」






お、終わった……


完全敗北した…

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