黒い弦音が響く【ツルネ】 (ページ9)

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8話ページ9

花said

朝、僕はいつもの時間に起き、準備などをし、家を出た

この方向は、あまり登校者があまりいない

まあ、家賃が高いからだろう

そんな事を考えていると学校に着いた

『おはよ〜、早いね』

先に来ていた竹早くんと鳴宮くんにそんな挨拶をした

竹早「まあね、そうそう、紅葉さん、弓道やってたんだね

森岡先生に聞いて驚いたよ」

『ん、まあね〜、それで？どうしたの？』

鳴宮「もし良ければ弓道の体験会に経験者として出てくれないか、だって

あ、俺は行かないよ」

『あ〜僕もちょっと無理かな。
あ、森岡先生にすみませんって言っといて』

竹早「ああ、分かったよ」

こうして、授業は始まった

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先生「あ、入部届けは来週中に提出しろよー」

｢｢｢｢はーい｣｣｣｣

山之内「あれ、湊いない？」

『山之内くん、鳴宮くんなら裏門の方に行ったよ〜』

山之内「え、本当⁉︎ありがとう！紅葉さん！」

『いえいえ〜、じゃ、入部体験会頑張ってね〜』

…名前、覚えてたんだ…

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『…ただいま』

滝川「おかえり」

ﾋﾟｰ

『…フウ』

撫でると手に擦り寄ってきた

滝川「はは、フウは花が大好きだな」

滝川「そうだ、花もやっていくか？」

『…うん』

そのままやっていくと、誰かが来るような気配がした

すると、

ﾋﾟｰ

フウが鳴いた

『…鳴宮くん』

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鳴宮said

弦音がしたから入ってみると

夜多ノ弓道場と書いてあった

そのまま進むと2人の人がいた

鳴宮「！」

？「ｽｰ…」

ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ

なんて、なんて美しい会…

ｶｰﾝ

そして、もう1人、少女の方を見てみると

『…』

…今まで見た中で、一番綺麗な会だった

そのまま見惚れていると

ﾋﾟｰ

⁉︎梟？

すると俺の後ろへ飛ぶ

無意識に後ろを向くと、2人が居た

？「！…誰だお前？」

『…鳴宮くん』

⁉︎

そこには…

鳴宮「紅葉さん⁉︎」

いつもと違う雰囲気を纏った紅葉さんがいた