＃２０：図に乗らないでください ページ22
A達は、どこへとも知れぬ場所へと向かっていた
キャンピングカーの中で、軽い軽食を取りながらAは窓を見ていた
だが、窓には黒いスモークがあってあまり外の景色は見れない
なら、スモークをとればいいのに、と思う人もいるかもしれない
だが、こうゆう『裏』の仕事をする時は『表』と関わりのある人間は
顔を見られてはいけない
Aは仕方ないといった調子で、食べ物の方へ意識を向ける
Aが食べてるのは、その辺のコンビニに売ってそうな、
片手で食べられる携帯食料だった
Aは、一口それを口に運んだ後、顔をしかめた
貴(う。あんまり、おいしくなかった。っていうか、
コーヒー味って言うのが、間違いなんだよね
全然コーヒーの味しないし)
そう思いながら、口に携帯食料を一気に放り込んだ
その後、車内の簡易ベッドに寝転がる
目的地まで着くまでひと眠りでもしようと思ったAだったが、
土「着いたぞ。A、起きろ」
土御門のその言葉で、寝る前に起こされてしまった
Aはしぶしぶ起き上がりながら、キャンピングカーから降りた
そこは暗い倉庫街だった
貴(ま、私達の『集合場所』としては、お誂え向きですね)
そして、倉庫の一つに足を踏み入れた
そこには、男が４人、女が１人いた
見なれた顔だった
沢田綱吉、獄寺隼人、山本武、雲雀恭弥だった
もう一人の人物には、Aは心当たりがなかった
眼帯をした少女だった
貴(ま、別にどうでもいいですけどね)
適当にそんな事を考えながら、綱吉達の方に向かって行く
すると、あちらも気がついたようでこちらを見ていた
そして、綱吉は口を開いた
ツ「な、なんでお前がここにいるんだよ！？」
貴「ハッ。第一声がそれですか。まったく、ほかに言う事はないんですか？
ボンゴレファミリーのボスさん」
ツ「なんで、それを。お前一体・・・！？」
貴「ひみつ、です」
ツ「ふ、ふざけるな！！」
そう言って、綱吉はAの胸倉を摑み上げた
Aは、胸倉を摑み上げられたまま言った
貴「守られる側だからと言って、図に乗らないでください」
と
ラッキーアイテム
革ベルト
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優華(プロフ) - 続き待ってます (2013年7月24日 8時) (
レス) id: ff8980fff7 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - とてもおもしろいです。はやくつづきをよみたいです。 (2013年6月24日 21時) (レス) id: ce21c111b2 (このIDを非表示/違反報告)
遊歌(プロフ) - はじめまして(´ω｀)とってもおもしろかったです(ﾉ)´∀｀(ヾ)更新頑張ってください（＾ω＾）応援してます！ (2013年6月20日 18時) (レス) id: 54eedd23ef (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - 凄く面白かったです(*^^*)続きが気になります♪更新頑張ってくださいq(^-^q) (2012年9月25日 21時) (レス) id: 808d96fbb5 (このIDを非表示/違反報告)
莉璃杏 - 初めまして! めちゃ面白いですっ*´∀｀* 更新頑張って下さいっっ! (2012年3月23日 3時) (レス) id: 2a7523a404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つみたす | 作成日時：2011年10月14日 18時
