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prrr…prrr…
誰も声を発さない静かな部屋にコール音が鳴り響く
知念「…僕だ。ごめん。」
部屋の隅に移動して電話に出る侑李。
その間も涼介が私から目をそらすことは無い。
知念「________分かった。」
電話を終えたらしい侑李が涼介の肩に手をおき
知念「宏太。涼介に部屋にこいって。」
『…?』
じゃあどうして侑李に電話したんだろう?
山田「…。」
それでも涼介は黙ったまま私を睨みつけている。
知念「…涼介。」
山田「ちっ…分かったよ。」
しびれを切らした侑李が
少し手に力を込めたように見えたあと、
涼介はやっと目をそらした。
バタン__________…
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涼介が出ていったあとも
侑李はいっこうに部屋から出ていこうとはしない。
『…まだ何かあるの?』
知念「いや、Aが少し心配で。」
『心、配?…ああ。脱走の事なら
そんなことしないって何度も言ってるでしょ。』
知念「そうじゃなくて!
…怖かったんじゃないの?ってこと。」
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…怖かった?何が?どれが?
そりゃこの数時間で
怖いことなんかたくさんあったし
もっと言えばこの建物に来たあの日から
ずっと怖い。
そんな私が返せる言葉は
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『何も怖いことなんかないよ。』
途端に侑李は顔を歪める。
どうして、あなたがそんな顔をするの。
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目の前にいる綺麗な顔のその人は
思わず手を差し伸べたくなるくらい、
触れてあげたくなるくらい、
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とても泣きそうな顔をしていた。
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ななみ(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 移行しました!大変お待たせして申し訳ありません(汗) (2017年11月30日 3時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
涼介 LOVE - 移行できますか?…待ってるのでがんばってください! (2017年11月27日 19時) (レス) id: 02a220691a (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 清香さん» 教えてくださってありがとうございますっ読者様はやまけと担が多いのかな…?今後の展開楽しみにしておいてください!(自分で言っちゃう奴←) (2017年11月21日 22時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 教えてくださってありがとうございますっ考えてみますね! (2017年11月21日 22時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 胡桃さん» コメントありがとうございますっそんな…っすっごく嬉しいです(笑) 主人公の幼馴染役けーとりんですね←教えてくださってありがとうございます! (2017年11月21日 22時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななみ | 作成日時:2017年9月28日 0時