僕 は ば ん ぱ い あ 。

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今夜のお相手は - 2024年5月9日

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今夜のお相手は


【 高木雄也 × お仕置き 】







午前零時 。


そろそろ眠たくなってきた私は 、 ごそごそと


布団にもぐった 。


だけどその瞬間 、 パリンと何かが割れる音 。







急いで音のしたキッチンへ向かうと …







「ひぃっ … 。」







開いた冷蔵庫と 、 赤く光る何か 。


恐る恐る電気を付けるとそこには 、


目の赤い男の人が立っていた 。







「誰ですか … ?」


『お前 、 ここに入ってたおにぎり食べただろ 。』


「へ ?」







確かに 、 お昼に作り置きのおにぎりを食べた 。


それがどうかしたのか 。







「はい … 。 食べました 、 けど … ?」


『やっぱり 。 あれは俺のものだったんだぞ ?』


「え 、 いや 、 あれは私が作ったもので … 」


『うるさい 。 お前のせいで俺は腹ぺこだ 。』







子どものような我儘を言う彼がなんだか可愛く思えてきて







「ごめんね 、 ちょっと待って 。


今すぐおにぎり作ってあげる 。」







にこりと微笑み 、 シンクに向かい 、 しゃもじを握った 。


さっきまでの恐怖心も 、 もうなくなっていた 。







『おにぎりはもういい 。 今はお前の血が欲しい 。』


「えっ 、 や 、 血 … !?」







突然後ろから抱き着かれ 、 手で首を固定される 。


そして首筋にチクリと痛みが走った 。







「んっ … やあぁ … 」







どんどん身体から力が抜けていく 。


膝がガクガクして 、 自分の体重を支えるのに精一杯 。


そして







「っきゃ … 」







がくんと膝が折れ 、 そのまま気を失った 。







目が覚めると私は 、 ソファに寝転がっていた 。


お腹の上にはブランケットが掛けられ 、 昨日の出来事は


夢じゃないかと思う 。


だけど






「よし 。」







今日もおにぎりを冷蔵庫に入れる私は


彼に依存していたからだろう 。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


どうでしたか ?


文字化け防止に “ 高木 ” と


表示させていただきました 。


申し訳ございません 。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







「一番右側の☆押したらお前のことも食べてやるよ … ?


もちろん 、 おにぎりもだけどな ?」







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