37 ページ37
八乙女side
『綺麗な寝顔。』
目の前には薬のせいで強制的に
眠りの世界へと堕ちていったA。
『このまま俺だけのものに出来たらな、』
思わずそうつぶやく。
9人で計画してやっと手に入れたAだけど、
できることならそりゃ独り占めしたい。
『連れ去ろうかな…なんて(笑)』
…そんなこと出来ないけど。
「な〜にしてんの?」
.
.
.
.
.
『…裕翔。』
中島「あのさ、聞きたいことがあるんだけど。」
『、うん?』
中島「昨日俺の部屋から
ある薬が一包無くなっててさ。
ねえ、光くん。誰がやったんだろ?」
俺と決して目を逸らさずにそう訪ねてくる。
…わかってて俺に聞いてんだろ。
『…悪かったよ。勝手に使ったりして。』
中島「ふふ。まあいいんだけどさ。
誰が持ってったかなんてすぐに気づいたし。」
そうにこやかに話しながらソファーに座る裕翔。
でもその顔から急に笑顔が消えて、
中島「A眠らせて何しようっての?」
こいつ、いつもは物腰柔らかなんだけど
不意にこういう表情をすることがあるんだよなあ。
『はははっ。そんな怖い顔すんなって。
イケメンが台無しだぞ?』
中島「ふふ。ごめんごめん。」
そう言ってこっちに歩いてくる裕翔。
…また身長伸びたんじゃね?
中島「ねえ。
光くんはちゃんと分かってるよね?
" Aは "『 " みんなのもの "。だろ。』…。」
『安心しろって。…ちゃんと分かってるよ。』
そういうとやっと俺から目線を外した。
中島「ならいいけどさっ。」
そう言いながらAの頬を撫でる。
中島「ほんとに、綺麗な子だよね。」
『ああ。』
中島「せっかく捕まえたんだから。
大事にしなきゃ。" 9人で "。」
大丈夫。
『…ああ。』
ちゃんと分かってるよ。
107人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななみ(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 移行しました!大変お待たせして申し訳ありません(汗) (2017年11月30日 3時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
涼介 LOVE - 移行できますか?…待ってるのでがんばってください! (2017年11月27日 19時) (レス) id: 02a220691a (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 清香さん» 教えてくださってありがとうございますっ読者様はやまけと担が多いのかな…?今後の展開楽しみにしておいてください!(自分で言っちゃう奴←) (2017年11月21日 22時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 涼介 LOVEさん» 教えてくださってありがとうございますっ考えてみますね! (2017年11月21日 22時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 胡桃さん» コメントありがとうございますっそんな…っすっごく嬉しいです(笑) 主人公の幼馴染役けーとりんですね←教えてくださってありがとうございます! (2017年11月21日 22時) (レス) id: e2547604c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななみ | 作成日時:2017年9月28日 0時