白い蝶 ___ 。

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あの後新しい部屋に案内され



用がない時はあまり外に出るなと告げられた




『…はぁ。』



決心はしたものの



これからどうしたらいいのかなんて、






『わかんないや…』








「 __________。 」




ふと、外から声がして窓に近寄る。




外にいたのは圭人くんと中島先輩だった。






『あれって、』





さっきまとめた私の荷物とあの子が残した荷物を





燃やしているところだった。








『…っ。』








どうして、





どうしてそんなに嬉しい顔をしているの？






どうしてこんなことに、








ああ、だめだ。






また涙がこぼれてくる。








『ぅ…っ。』









コンコン＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








有岡「A？入るよ。」







ガチャ、







有岡「…どうして泣いてるの。」







窓の外を見ながら涙を流す私を冷たい瞳で見る。






『…。』







有岡「ねえ、それは何に対しての涙？」








そんなの、分かってるはずでしょ。







有岡「…あのさぁ



俺らはね、Aのことが大好きなの。」








『だったら「だから！」…。』







有岡「俺らだけのものにしなきゃ。




周りのものなんて全部排除しなきゃ。」








やっぱり狂ってる。








有岡「他のやつのために流す涙なんていらない。」








『…。』







有岡「…はぁ。




そろそろご飯できるから呼びに来たけど




今日はここで食べなよ。




自分がどうするべきかちゃんと考えたら？




皆には体調が悪いって伝えといてあげる。」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿バタンっ









、なんであんなこと言われなきゃいけないの。







間違ったことをしてるのはそっちでしょ？







『…もうっ。』







さっき付けられた首輪を外す。






部屋の中でくらい良いでしょ？







.




.




.




.





ここは息苦しくて仕方がないの。

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