ツンギレ３３０回目！！ ページ30
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数分後。
綱吉に連れてこられた個室に入ると
そこには既にボンゴレ守護者の姿があった。
彼らの前には小さな機械とテレビが。
「ふぅん…コレが話に聞くフロオケか…」
「…A様、フロオケじゃない…カラオケ…」
「あ？」
瞬時にクロームが間違いを指摘するが
Aはこてん、と首を傾げた。
間違えたくて間違えてるわけではなく、
純粋に本気でそう思っているのだ。
「刹徠、カラオケやったことねーのか？」
「雨…あぁ。生きてくためにどうしても
必要ってわけじゃねぇもんは大体知らねー」
雨こと山本の問いに軽く答える。
あまり深いところまで説明してしまうと
聞いた罪悪感に駆られてしまうのは
ここに来るまでの綱吉で分かっていた。
「んで？アルコバレーノ。
今回は何がしたいんだ？」
「あぁ、今日はカラオケ大会をするぞ☆
《ボンゴレ式カラオケ大会》だ」
「ボンゴレ式？」
何でも、カラオケの採点機能を使って歌い、
点が一番高かった人は願いが叶う。
また、一番低かった人はリボーン直々に
キッツ〜イお仕置きが下されるんだとか。
「願い…何でもいいのか？」
「勿論だゾ」
「世界大戦やマフィア壊滅でも？」
「あぁ。ただし、《ボンゴレ以外》ならな」
リボーンの言葉を聞いたAは
何やら考え込む素振りをみせ、
纏まったのか軽く頷いてから口を開いた。
「断ってもどうせ強制なんだろ？
…分かった、参加する」
「えっ、Aが！？本当に！？」
「マフィア壊滅できるらしいしな」
正しくはボンゴレ以外のマフィアだが、
ボンゴレが悪いマフィアじゃないことは
ノーノと綱吉で分かっている。
わざわざ潰すようなファミリーではない。
「A、大丈夫なの？
やったことないんだろ？」
「…まぁ、何とかなるだろ」
「かるっ！」
くるりと部屋を見渡してみると、
雲雀、了平、ランボや女子、子供はいない。
綱吉の守護者かつ話を理解できる者だけが
カラオケ大会という名の
暇潰しに付き合わされるらしい。
「取り敢えず、俺はやりかた知らねーから
最後にしてくんね？他の奴ら見て覚えっから」
「分かったゾ」
歌的には大体のものは知っている。
千種がよくヘッドフォンで聞いているし、
町を歩いていて聞こえてくるものや
敵マフィアが歌っていたりするから
機械の使い方さえ分かれば何とかなる。
そう判断したAは狭い個室の
一番端にある一人用の椅子に腰を下ろした。
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こあら - 主人公可愛いよめっちゃ可愛いツンデレとかもう神でしょ!! (2014年12月23日 14時) (
レス) id: 5b9aed9482 (このIDを非表示/違反報告)
リオン - 刹來くん可愛い(＞∀＜) これからも頑張って下さい！ (2014年11月16日 18時) (レス) id: bd08c15949 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - ハクさん» 読者様が夢主のイラストくれまして、テンション上がったので←次はその頃のツナと十年後夢主のお話考え中です♪ (2014年11月7日 22時) (レス) id: bf303e5bbe (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 久しぶりにツンギレくん開いて見たら更新されていたので凄く嬉しかったです！！10年後のツナと夢主の会話が面白く、特にツンデレを自覚していないところとかwwこれからも頑張ってください！！ (2014年11月7日 0時) (レス) id: 1717915240 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶アイス - 最初から読みました！とても面白かったです(^∀^)更新頑張ってください！応援してます (2014年10月17日 21時) (レス) id: 4cd2955c29 (このIDを非表示/違反報告)
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