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2歩目 ページ2

「それでは、今から配られる羊皮紙に向かって『ステータスウィンドウ』と仰って下さい。そして、浮き出た文字を読み上げて下さい。
ああ、一気に喋られるとうるさくてしょうがないので、其処にいらっしゃる方からお願いします。」


そしてヘラが指したのは、クラスの中心人物、天堂歩だ。

皆天堂君を見つめる。

「分かり…ました。ですが、此処はゴブリンやドラゴンまでいる。危ないのでは?」

その言葉を聞くと、思い出したかのように、女子達が悲鳴を上げる。

しかし、

「いや、大丈夫だろう。」

その一言で辺りが静まり返る。

静寂を破って、また凛とした声が発せられる。

「周りにいるモンスター達は皆こっちをみているのに誰も手出しをしてこない。きっと女神の方があきらかに格上だと分かっているのだろう。」

「?こんな状況でも何故そんなに冷静でいられるのですか?貴方はただの人間でしょう?」

「獲珠魔夜だ。よろしく、女神サン。」

ヘラは顔を顰めたが、

「気を取り直して始めましょう。」

そう言って手を叩く。

すると、全員の手元に手紙ほどの大きさをした羊皮紙が現れた。

「えっ?」「魔法?」

そんな声がちらほら聞こえたが、魔夜はかまわずに、
「ステータスウィンドウ」

と唱える。

いきなり羊皮紙が光って文字が浮き出てきた。

そこには、

〜獲珠 魔夜(カクジュ マヤ)〜

種族:??
性別:女
年齢:?
職業:??
レベル:??
魔法:??
ギフト:無し


とだけ書かれていた。

魔夜は目を疑った。

『ギフトなし?何じゃそりゃ。それに、年齢??って何よ。』

そして、ため息をついて辺りを見回すが、ちらほらと光が出ている。

そして、天堂が口を開く。

「天堂 歩
種族:人間
性別:男
年齢:16歳
職業:勇者
レベル:27
魔法:光・聖魔法
ギフト:聖剣出現自動治癒〈低〉」

「ああ、勇者ですか。1番目から驚きました。レベルもとても高い。すぐに最強になるでしょう。」

ヘラは口調は変わっていないが表情は本当に驚いている。

他のクラスメート達も明るくなり、1列に並び出した。

そうして、ステータスの公開が始まった。







─────────────────────

どうも、皆様初めまして。
白山風露と申します。

この度は、黒百合さんと合作させて頂くことになりました。

文章が拙く、更新も遅いのですが、どうぞ宜しくお願い致します。

初めての話を消してしまった…!(これ2つ目)

不吉…!

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ネオン - めっちゃ面白いやないですか凄い (2021年9月23日 9時) (レス) @page43 id: 3ef83fb3a7 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合(プロフ) - 吾里気» コメントありがとうございます。魔族なんてマヤ子の敵ではありません(σ・∀・)σゲッツ!! (2019年12月20日 7時) (レス) id: a567d07bc8 (このIDを非表示/違反報告)
吾絈(プロフ) - どうしてだろう、マヤちゃんに振り回される魔族が可愛く見えてきた……。めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!応援してます!(^ω^) (2019年12月16日 1時) (レス) id: 1c773c6c8f (このIDを非表示/違反報告)
白山風露(プロフ) - びょうさん» 御指摘有難う御座います。少しでもこの作品を読んで下さる皆様の御期待に応えられるよう頑張りますね。 (2019年11月28日 13時) (レス) id: e503aa1548 (このIDを非表示/違反報告)
びょう(プロフ) - なろうあるあるとか、小説の書き方をお勉強なさったほうが良いと思います。期待してます。 (2019年11月28日 3時) (レス) id: 0b0984a937 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒百合&白山風露 x他1人 | 作成日時:2019年9月20日 19時

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