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気付けば恵を庇っていた
肩を揺らし名前を呼ぶ恵
『顔必死すぎ、そんな心配しなくても大丈夫だよ』
そう言おうとしたのに声は出なかった
次に目を開けた時、眩しくて少し目を細めた
窓から差す光を眩しいと思う程長い間眠っていたのか
「お、やっと起きた？」
『五条先生、』
「おはよ〜、にしても長いこと寝てたね
体調はどう？傷口が痛むとかない？」
『大丈夫ですけど 私どれくらい寝てたんですか？』
「1週間くらい！」
『1週間！』
この1週間は任務詰まってたのに！と言うと、皆が回してくれてたよと五条先生
あとでお礼に何かお菓子でも買って行こうと思っていると「あ、そうだ」と五条先生が付け加えた
「動けそうなら恵んとこ行ってあげて
Aが眠ってる間毎日来てたんだよ」
『嘘…』
「ホントホント、夜中も起きて見張ってるから
流石に硝子が引っ剥がして無理矢理寝かせた」
『私が恵のこと庇ったから罪悪感感じてるとか…？』
「…Aそれ本気で言ってる？」
『？ はい』
「そっか〜…恵も大変だな」
『？』
「Aが言ってることも一理あるとは思うけどね？
それよりも第一にAのことが心配だったんだよ
恵はAのことすごく大事に思ってるよ」
『…でも私、あの時勝手に体が動いたんです』
「ん？」
あの時、考えるよりも先に体が勝手に動いていた
私は怪我しても良い、でも恵には怪我してほしくないってどこかで思っていたのだろう
『恵には怪我して欲しくないって、勝手に動いたんです
私も恵のことが大事だから』
「…」
『…先生？』
「いや、何でもないよ」
椅子に腰掛ける五条先生に『恵の所行ってきます』と言い、ドアに手をかけると同時に開き、そこには少し寝癖のついた恵が立っていた
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ナル(プロフ) - 理音さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月4日 10時) (
レス) id: 86bc947c07 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2022年4月28日 13時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
ナル(プロフ) - ガラシャさん» 嬉しいコメントありがとうございます！ これからも頑張ります😊 (2022年2月20日 13時) (レス) id: 4b52a48e38 (このIDを非表示/違反報告)
ガラシャ(プロフ) - 面白かったです！！ 読んでいて幸せになりました有難うございますこらからも更新頑張って下さい (2022年2月1日 23時) (レス) @page8 id: 195258dcbf (このIDを非表示/違反報告)
ナル(プロフ) - ミーコさん» ありがとうございます！良い作品をお届けできるよう頑張ります☺ (2022年1月21日 17時) (レス) id: 4b52a48e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナル | 作成日時：2022年1月19日 23時
