＊ ページ27
カ｢牙かぁ...ええ...そんなことある...？吸血鬼なっちゃった？｣
『やっぱり吸血鬼なんだ...』
顔を覆って泣くふりをすると慌てて抱き締めてくれる。
カ｢ごめんごめん、やだよね？違うパターンも考えよ？ね？｣
あまりにも信じてるもんだから、ちょっと私もノリノリになってきた。襲ってみるかぁ...
『...寛太、いい匂い』
カ｢え？｣
『っ！？いま、わたし...』
カンタくんの匂いを嗅いでぼうっとしててふと我に返りましたアピ。ゆっくり後ずさる私と大丈夫を連呼するカンタくん。
カ｢落ち着いて？逃げなくても大丈夫だから。ね？｣
『やだ...早くカンタくん離れて...私、』
カ｢大丈夫だよ。落ち着いて？俺Aが辛くならない為なら噛まれても平気だよ？ね？俺はAが居なくなる方が困るの。大丈夫だよ。｣
『...ほんと？』
カ｢ほんと。おいで？｣
手を広げるカンタくんの膝に乗っかって、私の後頭部に手が添えられた。え？この人本気？怖い怖い...
カ｢大丈夫。Aがなんだって俺は好きだよ？｣
ドッキリに引っかかりすぎて可哀想だから何も言わず噛み付いてみた。
カ｢いっ！てぇ...｣
『ねぇ、馬鹿なの？』
カ｢...ん？｣
『なんでドッキリって気付かんの？笑』
カ｢...ドッキリ？｣
『嫁が吸血鬼になっちゃったドッキリ〜』
カ｢...え？その牙は？｣
『偽物。貼り付けただけ。』
カ｢首の跡は？｣
『赤ペン』
カ｢...悔しっ｣
頭を抱えて崩れ落ちたカンタくんを笑い飛ばすと、私の笑い声に釣られて富永さんがやってきたみたい。
『今鍵開けまーす！』
入ってきた富永さんはカンタくんをみてニヤニヤ。
ト｢嘘でしょ？笑｣
『めちゃくちゃ引っかかりました笑』
ト｢お前...なんでそんなことまで信じる...？｣
カ｢吸血鬼になっちゃったって泣いたんだもん！！！ガチじゃん！泣いてたじゃん！｣
『私ドッキリで前にも泣いたことあるの忘れた？笑』
カ｢あーー！！！もう！！！！吸血鬼だと思った〜！！｣
『カンタくん首に赤いプツプツ出来てるけどどうしたの？笑』
カ｢吸血鬼に噛まれました！！！｣
ト｢うるさお前笑｣
＿
嫁が吸血鬼になっちゃった【ドッキリ】
［概要欄］
え...その牙偽物？超可愛いのに...ってすごく残念がられました。どういう趣味？
▽カンティー素直！！！
▽ただチー愛が凄いことを見せつけた寛太氏
▽噛むとこえっちいな！！
▽チーが絡むと盲目すぎて全てのドッキリに引っかかる男
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ぴあ(プロフ) - 海月さん» 小説ならではの必殺技は時間がいじれることです (2019年11月25日 8時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - もうなっちがこんなに日本語を喋れることに感動してるんだけどこないだまで「こーん」って言ってたのに〜 (2019年11月22日 15時) (レス) id: b5ee4ab4b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 千花さん» かしこまりました。フッ軽ディズニーにチーとシルクさん、モトキさんですね。書かせて頂きます。 (2019年11月22日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
千花(プロフ) - ぴあさん» Fischer'sのシルクさんとモトキさんがいいです！ (2019年11月21日 22時) (レス) id: 3f06c5551a (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 千花さん» リクエストありがとうございます。他に合流するYouTuberで希望はございますか？お返事お待ちしております (2019年11月21日 17時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年10月11日 21時
