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Aが泣き止んだ頃には疲れて寝てしまったようで、そのまま抱き上げて膝に乗せた。彼女の腕は未だに俺の首に巻き付いてる。
カ｢トラウマっていつになったら治るか知ってる？｣
ト｢知らん...最近無かったから治ったと思ってたんだけどなぁ...｣
あ｢虐待のトラウマ？｣
ト｢てか男だな。男が怖い。｣
マ｢なんで？｣
カ｢Aの初体験の相手は義理の父です｣
マ｢...無理やりされた？｣
カ｢母親がAを抱かせました｣
ト｢経験人数9人のうち7人が無理やり、1人が身体目的の彼氏、もう1人がカンタです。｣
あ｢そんなの私だったら耐えられない...｣
カ｢俺がピュアだから手を出さなかったんじゃなくて、Aが怖がるから手が出せなかったって感じ。｣
ト｢男に好きって言うなんて考えられなかったわ。やっぱお前は凄いよ、なぁ？キイチ｣
キ｢カンタさん凄いっすよまじで...Aが自分から抱き着く所なんて見たこと無かったっすよ？｣
カ｢もっと長い時間で好きになってもらおうと思ってたからなんか悪いことしてる気分。1年で全部手に入れられたのやばいなって思う｣
ト｢あの無人島帰りの告白はびびったなぁ...｣
マ｢ほんとにカンタが好きで付き合ったんだ？｣
カ｢半ば脅しですね｣
マ｢なんて言ったの？笑｣
カ｢訳あってトミーがうちに就職すればいいって言って、でもうちは女性禁制だったんでAが迷ったんですよ｣
ト｢カンタの彼女って言って越してくりゃ叩かれんだろって笑｣
カ｢それで付き合ってもらいました笑｣
マ｢じゃあ...表向きの為のお付き合いだったわけ？｣
カ｢俺は好きだって伝えてましたし結構隠さずにアピールしましたね｣
懐かしいなぁ...あの頃は俺もAもお互いにビクビクしてた
カ｢歩いてて手が当たるとビクッて跳ねるんです。それがだんだんマシになって、そのうち耳が赤くなるようになって、でも絶対に急かさないっていうもどかしいお付き合いしてましたね笑｣
ト｢カンタがめちゃめちゃ頑張った1年だな笑｣
し｢何その初心な感じ！！｣
カ｢付き合って2ヶ月ちょいで初めて好きって言われた。｣
彼女の明るい髪の毛を梳くと俺があげた香水の香りが香る。俺のものになった実感がどっと溢れてきて思わず抱き寄せた。
ト｢カンタには感謝しかないっすね、Aを前向かせたのはカンタなんで｣
マ｢すげぇやんちゃそうに見えたのに...｣
カ｢見せてただけですよ笑｣
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます！その後のカンチーも連載中ですのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 18時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 最初から最後まで飽きない作品でした。連載お疲れ様でした！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴさん» 楽しんでいただきありがとうございます！ (2019年7月19日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最後かなりときめきましたぁーーーー！！！楽しみにずっと見てた甲斐がありましたぁ！！ (2019年7月19日 12時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - ぴぃさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月14日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年3月16日 11時
