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この前のリーダーの料理には爪が入っていた。直ぐに気付いて食べるのを拒んだ。結局食べさせられたけど。
さらに前は髪が入っていた。その時は気付かずに食べてしまったけど。
食べた後に言われて思わず吐いてしまった
また髪や爪だと思っていたけど…まさか血のゼリーだとは思わなかった。
「けどな、このゼリーはまだ完成してないんだ。隠し味が入っていない」
『…隠し味ってなんですか…』
あぁ、気持ち悪い。この人は一体何を考えているのだろう
「A、腕を出してみろ」
『…』
抵抗しても無駄なので大人しく左腕をリーダーの前に出す
「隠し味ってのはな…」
リーダーがポケットから小型のナイフを出す。
嫌な予感がして汗が頬を伝う
『っな、なに、やめてリーダー。何するの』
「お前だ。A」
そう言ったリーダーが持っていた小型ナイフで私の腕に傷をつけた
傷口から血がポタポタと垂れ、零れる
『ひっ…い、痛い。何するの』
「あぁ、安心しろA。傷は浅いから直ぐに治る」
ウットリとした目で私の傷口から出る血を眺めるリーダー
何がしたいのか全く分からずに私が混乱していると
突然、リーダーが傷口を舐める
ねっとりとした舌が。私の傷口に触れる
『っ…あぁ…痛いよリーダー…』
「…A」
血を舐めるのをやめて私の名前を呼んで来る
「口を開けろ」
『…』
恐る恐る口を開ける。
瞬間、リーダーはキスをしてきた
『んんっ！！？』
口を開けたままだったので
リーダーの舌が、口内に入ってくる
さっき私の傷口を舐めていたその舌は血の味がする。
「っは………」
『ぷはっ…！ゲホッ…』
リーダーが口を離した
血の味がする。気持ち悪い気持ち悪い
リーダーは何を考えているのだろう
「…隠し味、美味いだろ？」
『か、…隠し味って…なんの事…』
「…隠し味と言うのはなA、お前の血だ。
俺の血とお前の血が混ざり合って一つになったんだ。最高だろ？」
『ひっ…』
怖い。怖い怖い怖い。
早くこの場から逃げたくて誰かの部屋へと続くドアの方へと移動する
呼吸が荒くなる。心臓の音がうるさい
視界が涙でぼやけてくる
あぁ、一体いつこの人達はこんな風になってしまったのだろうか
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推しの命は私の命 - 15話に出てきた”黒い薔薇”…花言葉が恐ろしい… (8月21日 23時) (
レス) @page16 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
ななちき - めちゃくそ気になるwww (2022年8月23日 23時) (レス) @page22 id: 32ff12bb1c (このIDを非表示/違反報告)
ラララ - うわああああ。すっごい面白い！早く続きが読みたいです！応援しています、頑張って下さい！最高でした！ (2022年6月21日 20時) (レス) @page22 id: 88306c5950 (このIDを非表示/違反報告)
〜(°з°)〜 - 初めてがこの物語で良かった！サイコー！続き待っているぜ！ (2020年10月19日 22時) (レス) id: 2cdf88906a (このIDを非表示/違反報告)
明太子ご飯(プロフ) - 更新がんばってください！楽しみにしてます！ (2020年8月15日 18時) (レス) id: 3e6050be77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2015年8月9日 22時
