アメリカ物語16 ページ18
−−−虹村side−−−
貴「何でダメなんだよ(怒)!」
虹村「今の話聞いてただろ!?そいつが出来たからってお前にも出来るかなんて分からねえし危ねぇよ!」
貴「いや!俺にも・・・」
虹村「ダメって言ったらダメだ(怒)!」グイッ
貴「わっ!!」
堪忍袋の緒が切れそうになったため、言うことを聞かないAを肩に担いだ。今回の賭けバスケだって急に始めやがって・・・。こっちはずっとヒヤヒヤしてたんだよ(怒)。
貴「ちょっ・・・下ろせよ!!」
虹村「うるせえな。少しは俺の身にもなれってんだ!だいたい俺が参戦しなかったらタッパのないお前はどうやって戦うつもりだったんだよ!」
貴「ぐっ・・・」←
虹村「お前の事だ、1人でも戦えると思ったら大間違いだかんな!あ〜中学時代どっかの誰かさんがそう言ってたのに虚しいわ、まったく。」←
貴「」←
大人(静かになった・・・。)←
大人(フルボッコやん。)←
虹村「つーことで俺らは行くわ。じゃーな。」
大人「お、おお;」
.
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____________
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貴「・・・なあ。」
虹村「・・・」
貴「修ってば・・・」
虹村「・・・」
貴「っ・・・さ、さっきは俺が悪かったから機嫌直せよ。あれはバスケしたあとで熱が入ったというか何というか・・・。」
虹村「・・・」
貴(やば。これガチで切れてるじゃん。)←
帰宅後。
俺の機嫌を取ろうと何度か話しかけてくるAだったが、それでも俺の機嫌は直せるものじゃない。本当にこいつは危なっかしいというか・・・。一瞬でも気を抜いてしまえば、こいつは俺の手からするりと離れていってしまいそうだ。俺がジッと見つめると、どうしたらいいのかといった感じでおどおどし出すA。
貴「えーっとー・・・」
虹村「ハア・・・お前なんも分かってねえな。」
貴「!」
細っこい手首を引っ張ってソファーに押し倒すと、逃げられないようにドッシリとAの上に乗っかった。そうするだけで驚いた様子でこっちを見る顔はみるみるうちに真っ赤に染まっていく。
ホントに分かりやすいな・・・。
貴「修・・・?」
虹村「・・・」スッ
.
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俺は・・・どんどんお前に溺れていく一方だ。
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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時