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65話 ページ16

sideシキ

さて、授業が長引いたのは予想外でしたが、ランチタイムです。

まずはプリンセスを迎えに行かなくては。

九十九「蛇ノ目。」

シキ「おや、九十九くん。どうされましたか?」

珍しいですね。

九十九「チビは紅と飯食うから迎えに来なくて良いってよ。」

おや…?

そのようなメールは来てませんが…

仕方ありません。

1人で食堂に行くと、

アゲハ「シキさん、1人なん?珍しい事もあるんやね〜。」

おや…

シキ「アゲハくん、プリンセスは?九十九くんからプリンセスはアゲハくんとランチタイムを過ごすので迎えに来なくてもいいと聞きましたが…」

アゲハ「うち?今日はまだ会ってないんよ。」

おやおや。

シキ「プリンセスを見つけ出して説明をしてもらいましょう。」


sideA

A『ふぅ……』

九十九「どーせ、会えばバレるだろ。」

う"…

A『お説教は嫌です…』

九十九「自業自得だろ。」

美味しそうなお菓子を見つけたら、手が止まんなくなったんです…

シキさんは一瞬でバレるので……

A『現実逃避くらいさせてくださいぃ…』

シキ「ほう…何から逃れたいんですか?」

わを。

A『シ、シキさん……』

シキ「なっ…!プリンセス!!昨日の夕食はちゃんとボクが用意した物を召し上がっていたのに!」

ほらぁ…

シキ「プリンセス、ボクとの約束破ったんですね。」

……

シキ「約束破ったんですね。」

ひぇぇ…

目尻に雫が溜まります…

A『ごめんなさい…』

シキさんが苦しそうです…

アゲハ「珍しい事もあるんやね〜。プリンセスが約束破るなんて。」

九十九「約束ってなんだ?」

シキ「プリンセスの身体を気使って20時以降は固形物を食べてはいけないと。」

A『ファンからの贈り物は全て処分します…』

アゲハ「ファンからなら仕方ないわぁ!ね!シキさん!?」

シキ「ええ、そうしましょう。」

アゲハ「シキさん!?」

贈ってきた人には申し訳ありませんが…

シキ「プリンセス、ランチは?」

A『懺悔し終えたら頂きます。』

シキ「いけません。」


ベーグルサンドを頂きました。

アゲハ「シキさん、約束破ったってサイズ変わったからなん?」

シキ「ええ、異様にウエストが細かったので修正しようとしたのだろうと思いまして。」

観察力が凄いです。

シキ(プレゼントは消耗品か小物類に限定させましょう。)

ベーグル美味しい( ˙༥˙ )

アゲハ(可愛ええ。)

シキ(愛らしさ全開ですね。)

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小夜子@元ペテン師(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました。 (2019年6月30日 16時) (レス) id: 1fd9427035 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグくらいご確認下さい (2019年6月30日 16時) (レス) id: cc384a4978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年6月30日 16時

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