21話 ページ22
sideA
学園長先生のお気遣いで紅茶とお菓子を頂きました。
寮に戻って充電しましょ。
コンコンと2回部屋のドアをノックされました。
A『はい？』
｢プリンセス、えっと…｣
？
｢蛍さまからの伝言ですわ。｣
？？
蛍さんから？
【蛍｢プリンセス、明日起きたら僕に電話くれないかな？｣】
何故…？
A『…分かりました。』
不在着信が沢山…
【シキ｢プリンセス…どこに…いますか…｣】
涙声ですね…
明日、仲直り出来るでしょうか…
喧嘩なんて初めてしました……
―翌日―
起きたら蛍さんに電話っと…
蛍【おはよう、今起きたのかい？】
A『おはようございます。ええ、起きたら連絡するようにと聞きまして。』
蛍【ありがとう。君と彼が喧嘩なんて珍しくて驚いいるよ。】
私自身も驚いているんですが…
蛍【ずっと昨日から部屋の隅で落ち込んでいてね。】
あらあら…まあ…
蛍【僕としては寝るのに邪魔な電気とか笑い声がなくて良かったんだけど、】
いつもどんな生活をされているのでしょう…
蛍【すすり泣く声が邪魔で結局安眠出来てないんだ。】
わお。
A『シキさん、泣いてらっしゃるんですか？』
蛍【今は疲れて眠っているけどね。】
留守電の向こう側でも涙声でしたし…
A『…私、喧嘩などした事ないんです…』
蛍【知ってるよ。君は優しいからね。】
A『シキさんがどんな仕草や言葉で笑顔になるかなら分かりますが…謝り方が分からないんです…』
蛍【謝らなくて良いんじゃない？】
わお。
蛍【エトワールにおいでよ。】
わーお。
A『人が弱っている時につけ込むなんて悪いお人…』
蛍【僕は本気だよ、プリンセス。】
蛍さんは今、笑顔でしょうね。
蛍【ちょ、蛇ノ目くん！何を…！】
【プリンセス…】
あら……
A『…おはようございます、シキさん。』
シキ【なんでボクの電話には出てくれなかったんですか…】
A『電源が落ちまして。』
シキ【プリンセス…嘘はいけません…】
声からして元気ないですね。
シキ【プリンセス…本日は目一杯、愛して差し上げますからね…ンフフフ……】
わーを、午後が来なければ良いのに。
―お昼休み―
アゲハ｢あ、おった。｣
アゲハ(嫌そうな顔やね。)
アゲハ｢シキさんもおブスも居らんよ、一緒にお昼食べへん？｣
A『…はい。』
着々と会う時間になりますね…
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので！！うれしいです！！！ありがとうございます！ (2019年8月6日 1時) (
レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います！！！！シキくんと創真くん最推しで！ありがとうございます！！頑張って下さい！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年6月11日 12時
