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『1人になるとさ、やっぱ考えちゃうんよね。

写真見たり、動画見たり。

これでもけっこう写真も消したんだけどね。

なかなかお気に入りの写真とか、そーゆうのはま

だ消されてなくて。 ほんとに好きだなーって改め

て思う。

1番付き合ったの長かったし、結婚するのかな

とか勝手に考えてた。

けどまさか別れるとはね。ふふ なんでだろうね。

恋愛ってほんとわかんなくなる

年 とるたんびに、傷が癒えるのって遅くなる』

ふと我に返り、隣のとしみつの方に顔をやる。

やべっ。喋りすぎた。。


『あっっっ!!!

なんか、ゴメンね。 ……

ねっ 眠たくなったし、中入ろっかなww』


立ち上がり部屋に入ろうとすると

ガシ!!!

としみつが私の腕を掴んだ。

と「無理すんなよ。

なんだよ。その作り笑い。

バレバレだわ!

そんなすぐには忘れられねーよ。

いいんじゃねーの?お前はお前で。

忘れたい忘れたいって思ってたら余計忘れれないもんだろ。


無理に忘れなくていいんだよ。

時間が思い出に変えてくれる。

それまで辛いだろうけど

そーゆうのときは、Aが話せる人に聞いてもら

えばいいと思う。話したいときに。話せるときに。

こーゆうときにに友達がいるんじゃねーのかよ。

Aはもっと周りを頼れ。

お前は1人じゃねーんだからな。


Asid

としみつの言葉を聞いた瞬間
今まで我慢していた涙が溢れ落ちた。



『…………ウウ……ハー……

アーーーー……エーーーン

アーーーー………ウウウー………』


としみつsid

そのまま Aを抱き寄せた。

今まで溜め込んできた思い、悲しみを
全部吐き出すかのように
Aは泣いた



何分経っただろう。
その悲しみは 図り知れない。
ただ一つだけ思った。
Aのことを自分のものにしたいと言う思いが強くなった。

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作者名:まー | 作成日時:2017年8月28日 4時

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