目移りしちゃう系男子。【男主】

2日目 ページ3

side 北田A





金村先輩は、爽やかでいつも優しい、いい先輩だ

そして顔もかっこいい。、、大事だろ？そこ


結構女子からも人気がある人だから、まさかそんな先輩が俺のことを好きだったなんて、想像もつかなかった。






ううーん、



ちらっと先輩の方を向くと、
少し照れたような、けれど不安も混じったなんとも言えない顔でこちらを見つめていた。


目が合うのがなんとなく照れ臭くて、すぐに目をそらした





今ちらっと見ただけでかっこいい、←

かっこいいんだよなぁぁ(((




俺の結構好きな系統のイケメンだし、この顔を毎日のように拝むことができて、俺だけにしか見せない表情がある。かも。








そうとなれば、



先輩と付き合う






一旦

「考えてみてもいいかも」


「え？ほんとに？」




「ぇ？」


「考えて、くれるのか？」




え、声に出てた!?


「は、はい考えま、す」




、あ、勢いでいってしまった。




「マジで?うれしい」ﾆｺ

安堵と歓喜の混じった笑顔



うん。かっこかわいい。←





てゆか、俺何考えてみますとか口ばしってるんだよ






ふつーにさ、え？やばくねこれ、
俺、先輩と付き合う、のか?





ぐるぐると考えていたら

いつのまにか俺らの別れる道まで来ていた







「んじゃ、また明日な、」


「ぁ、はいまた」





なぜか俺が返事をしてもこちらを向いたままの先輩




にこにことした表情で俺に近づいてくる

え？え？なに？



困惑したままの俺を無視して先輩の顔がどんどん近づいている

え、近づいてる!?
まって、それってやb(( ﾁｭ



、、、



一瞬、何が起きたかわからなかったけど確実に唇に柔らかい感触と、どアップのイケメンの顔




き、キス、された、


そう理解した瞬間ぶわっと顔が熱くなる




「明日から、覚悟しとけよ」ﾆﾔ


そういい残して帰っていく先輩





な、なんだいまのは、






やばい







バクバクだ、心臓









面食いの俺の心が揺らぐのに、いまのはもう十分すぎた。

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