ふがし ページ3
『ぎゃ〜!』
真希「誰が鬼だコラァ!A〜!」
野薔薇「なんなの、あの人達」
恵「2年の先輩。禪院先輩、呪具の扱いなら学年1。呪言師、狗巻先輩。松野先輩、殴る、蹴るが得意。パンダ先輩。あと1人、乙骨先輩って言う唯一手放しで尊敬できる人がいるが、今は海外」
野薔薇「パンダをパンダで済ませるつもりか」
恵…私は?私を尊敬してくれ…
『いや〜ごめんね?喪中に』
パンダ「だがお前達に"京都姉妹交流会"に出てほしくてな。」
野薔薇「姉妹交流会ぃ〜?」
『京都にあるもう1校の姉妹交流会。』
恵「2、3年のイベントですよね?」
真希「その3年のボンクラが停学中なんだ。人数が足んねぇ。だからお前達も出ろ。」
野薔薇、恵「「わかりました。」」
ーーーー
グランドに連れてこられる。私はと言うと、千冬の写真を眺めてる。
野薔薇「何見てるんですか?A先輩。」
と野薔薇に聞かれた。パンダ達もこっちへ来る。
『私の愛しの弟。はぁ…可愛い(重症)』
A以外の全員「……」
真希「そうそう。コイツブラコンだから。」
恵「そうなんですね。」
『そうかな?普通じゃない?』
パンダ「それで普通ならAの普通の基準バグってるよな。」
棘「しゃけ」
『うわーひど〜。』
真希「ま、恵と野薔薇、鬼ごっこだ。」
とニヤリと笑う。
ーーーー
野薔薇「ぎゃー!!」
野薔薇を見ると、パンダと鬼ごっこしてる。
訓練とはいえ、パンダに向かっては投げられ、向かっては投げられの繰り返しの段階。
パンダに投げられた野薔薇を棘がキャッチする。
『はぁ。ちーちゃんに会いたい。』
真希「なんでだよ。」
『一年生って年下じゃん。相手してると、ちーちゃん思い出して…』
恵「弟さんってどんな人なんですか。」
『うーん、不良だね。東京卍会っていうのに入ってて、それの1番隊副隊長とかなんとか。あとは、顔がベリーベリーグッド。可愛くてカッコいい。』
野薔薇「そうなんですか?」
…いつのまにか戻ってきていた。私はスマホを操作して、写真を見せる。ペケJとじゃれてる時の写真だ。
野薔薇「へぇ…意外とイケメン」
『でしょでしょ。私のタイプ、ドストライクなんだよね。』
恵「そういえば、2年生の寮って4部屋ですよね。2年生は5人いるんじゃないですか。」
パンダ「あぁ。Aは自分の家に帰ってるんだよ。ここから近いし、弟の顔見たいって正道に泣きながらお願いしてたんだよな。」
棘「ツナマヨ」
恵「そんなに好きなんですか。」
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作者名:あかさたな | 作成日時:2022年9月14日 7時