【stpr】こんなダメ人間に恋したとか本気ですか？ 2

ダメ人間55 ページ12

さ「じゃーん、猫〜」

楽しそうにカチューシャをはめて言うさとみくん

やっぱり猫耳も似合っている

『可愛い・・・！』

さ「・・・」

拍手を送ると静かにカチューシャをはずしてしまう

可愛いじゃ嫌だったのかな

そう思っているとさとみくんがこちらに近づいてきた

え、なに。怖い怖い

無言でにじみ寄るさとみくんの姿は怖いとしか言いようがない

そろり、そろりと後退りをするが後ろは壁

あ、はい。殺されるのか分かんないけど私の人生はこれで終わりです。
今までご愛読頂きありがとうございました。
また来世でお会いしましょう。さよなら

心の中で変なことを口走っていると頭に何かがはめられる感覚

『・・・？』

恐る恐る上に手をやるとぽふぽふとしたカチューシャに触れた

さ「やっぱりAのほうがもっともっと可愛い！」

にぱっ、と笑うさとみくん

『う"っ・・・』

今ので心臓を丸ごと持っていかれた気がしたのは私だけですか？





さ「俺あのびゅんって落ちるのに行きたい。あのタワマンの」

『あー、あれか。ひゅーすとんの。私も行ってみたい』

さ「やった。あとね、骸骨のマンションも行きたい」

『んーとねー、聞こえなーい』

さ「よし、いこーか」

『出る時には永遠の眠りについた私がいるけど』

さ「ちゅーしたら起きるでしょ？」

『うん、人の目が痛くて起きないからやめよか？』



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3Dライブ尊い・・・！！

あ、次回からアトラクション回です

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