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急な非番 ページ8

つい最近まで紅葉(もみじ)が綺麗だったのに、気がつけばもう紅い葉も落ちきって、他の木々も葉のほとんどを失った姿で立っていた。


吐く息も白くなるくらいに冷え込んできた十一月。

私は土方さんによって丸一日分仕事を抜き取られた。
・・・つまるところ急に非番をもらったのだ。

非番と言っても、私は特にやりたい事もないし千鶴の掃除を手伝おうとしたが、私に非番を言い渡した土方さんの手が回っていたようで、千鶴なりに必死に断られた。

――なので、肌寒いが自室の縁側で日向ぼっこしていると、今日はたまたま巡察がないらしい総司が廊下の角を曲がってやってきた。・・どうやら私を探していたようで、私を見るなりその歩幅は大股へと変化する。


「いたいた!・・・A、一緒に出かけない?」

「いいけど、どこに?」

「――今言っちゃうと楽しみがなくなっちゃうし、それは後のお楽しみ、ってね。
・・・門で待ってるから、準備ができたら来て」


そのまま総司は自身の準備のためか自室のある方へと歩き出すが、急に振り返って一言「あ、もちろん女物の着物でね?」と念を押すかのように言って、去って行ったのだ。

何をするのかわからなくてすこし不安だが、まあこの暇な時間が潰れるのならそれで良いや、とさっさと準備を始めた。

ただ出かけるだけだし、普通の着物を選ぶ。
恋人と出かけるのに動きやすい着物を着るのもどうかな、という私なりの配慮だ。

―――でも、子供っぽくてもこのお気に入りの簪だけは欠かせないよね。

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まんさ(プロフ) - Mさん» お久しぶりです!続編書いてきました!・・・そんな、上手だなんて――ありがとうございます!(´∇`)続編でもまたよろしくお願いしますね! (2015年8月4日 22時) (レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)
M - まんささん» 本当ですか!?+。:.゚ヽ(*´ω`)ノ゚.:。+゚。え、まんささん上手に書けているじゃないですか?そんなに気にしなくても大丈夫ですよ!!それにしても、沖田さんが風邪…ねぇ?笑笑(*^^*)看病したい← (2015年7月28日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - Mさん» 伊東さん斬るまで後数日・・ハアハア((( そろそろこの小説も次の章へと行きます!なんかグダグダしてきてますし、次の章からはシャキッとしたのが書けたらいいな・・・ (2015年7月27日 8時) (レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)
M - まんささん» 今すぐにでも!!笑笑(*^^*) (2015年7月24日 14時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - Mさん» ここからはわりと飛ばし飛ばしにやっていくつもりですが、何はともあれ熱いシーンが無い…(´・ω・`)伊東さん早く斬りましょう! (2015年7月24日 0時) (レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まんさ | 作成日時:2015年4月27日 19時

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