準備風景 ページ35
昼近くになり、調理の音のみが響く勝手場に来客者が一人。
「A、千鶴ー！巡察帰りに頼まれた魚買って来たぞー？」
「あ、平助君。お帰りなさい！」
「おう！―――っていうか、すげえうまそうな匂いすんな？」
「ふふっ、この煮つけはなかなかに自信作だよ。なんなら平助も味見してみる？」
「するするっ！―――うっんまあー！！これめっちゃうまい！」
平助が一人ではしゃぎまくる中で今から昼餉の用意をする旨(むね)を伝えると「楽しみにしてる」と言って彼はおそらく土方さんの部屋へと向かって行った。
静かになった勝手場には、再び包丁とかまどが楽器となってトントングツグツと音を奏で始めた。
夕刻ごろ、検問の帰りにお酒の購入を頼んでおいた一が帰って来た。
「A、雪村。酒を買って来た」
「お疲れ様。・・そういえば総司知らない？」
「総司なら今日は稽古の日だった気がするが・・」
「稽古か。――なら仕方ないか」
「なにか頼み事でもあったのか？」
「ちょいと味見して欲しくてね。・・葱入れてあるから」
そう言うと、一も少し呆れ気味に息を一つ吐いて「俺が確かめよう」と味見の手伝いをしてくれた。・・これは葱嫌いな総司に食べさせるために作った料理なのだが、葱の味がしないように注意して作ったこの"煮付けその二"が食べれるのか確かめたかったのだ。
味見をし終わると一は葱の味はしないから平気だろうと言ってくれた。
そして夜がやって来て―――。
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まんさ(プロフ) - Mさん» お久しぶりです！続編書いてきました！・・・そんな、上手だなんて――ありがとうございます！（´∇｀）続編でもまたよろしくお願いしますね！ (2015年8月4日 22時) (
レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)
M - まんささん» 本当ですか！？+｡:.ﾟヽ(*´ω`)ﾉﾟ.:｡+ﾟ。え、まんささん上手に書けているじゃないですか？そんなに気にしなくても大丈夫ですよ！！それにしても、沖田さんが風邪…ねぇ？笑笑(*^^*)看病したい← (2015年7月28日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - Mさん» 伊東さん斬るまで後数日・・ﾊｱﾊｱ((( そろそろこの小説も次の章へと行きます！なんかグダグダしてきてますし、次の章からはシャキッとしたのが書けたらいいな・・・ (2015年7月27日 8時) (レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)
M - まんささん» 今すぐにでも！！笑笑(*^^*) (2015年7月24日 14時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - Mさん» ここからはわりと飛ばし飛ばしにやっていくつもりですが、何はともあれ熱いシーンが無い…(´･ω･`)伊東さん早く斬りましょう！ (2015年7月24日 0時) (レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まんさ | 作成日時：2015年4月27日 19時
