浮かれるゴリラ()と舎弟と成蘭さん ページ19
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翌朝、あくびをかみ殺しながら、教室に向かう。
教室には既に三橋くんと伊藤くんがいて、何故かその周りにはヘコヘコしている伊沢くんたちがいた。
「……？
伊沢くんたち、三橋くんと伊藤くんの舎弟になったの？」
「あ！Aさんっ！おはようございます！！」
「あ、うん。おはよう。」
「おー！Aー！」
朝っぱらから元気いっぱいな三橋くんと若干呆れている伊藤くん。
なんでそんなに嬉しそうなの……？
あ、舎弟ができたから？
「おはよう、Aちゃん」
「あ、うん。
おはよう伊藤くん
なんだか面白いことになってるね、三橋くんが。」
「面白いって……」
呆れている彼に向かって、だってそうじゃない？と笑いかける。
私には彼がある行動をしている動物にしか見えないのだ。
その動物とは……
「ほら、煽てられて喜ぶゴリラみたいじゃない？」
「誰がゴリラじゃぁぁぁ！！」
「あ、ゴリラの咆哮だ。」
あはは〜と三橋くんを馬鹿にして笑う。
うん。ゴリラでしかない！
もう人間に見えないくらいゴリラそっくりだっ！
あ、待って、そう思うと本当にそう見えてきた。ダメだ、笑える。……ふっ
「……昨日も思ったけど、Aちゃんって結構はっきり言うよね」
「ふふっ、
え、あー。自分の思いはきちんと口にしなきゃダメでしょ？」
ほら、あーあの時あれ言っとけばよかったなぁっていう後悔したくないじゃんか
そう笑えば、伊藤くんは確かにそうだけどって言って苦笑いした。
ハッキリ言い過ぎだっていうことを言ってるんだろうけど、後悔したくないのでだ。
まあ単純に三橋くんをいじるのが楽しいっていうのもあるけど。
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昼休み、バタバタと彼は教室に走ってきた。
「三橋さーん！
「おお、お前昨日の。」
「あ、佐川ちゃんおはよ」
「あ、おはようございます！Aさんっ！」
私にも元気よく挨拶をして、彼は三橋くんにあることを告げる。
「外で何人か女が待っています」
「女？」
「はいっ！成蘭女子の女が」
「可愛い？」
「ブスです」
「おい伊藤くーん」
ブスだと聞いて、すぐさま伊藤くんを呼ぶ正真正銘のクズ。
ていうか、佐川ちゃんなんでそんなはっきり言うのかなぁ……
しばらくの間、ボケっとしながら彼らの会話を聞く。
で、結論を言ってしまうと、伊藤くんが成蘭さんたちとお話するそうだ。
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あんず飴 - 伊藤落ちにして欲しいです！！！！ (2019年2月12日 0時) (
レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き(ドラマ終わったら相良様ロスになりそう） (2018年12月4日 5時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2018年6月23日 0時
