Case.1-5 決戦当日 ページ7
インヴィスティ・ガトレ
ついに当日、もう少ししたら奴が罠にかかるだろう、それまで待つとするか
とりあえず先にガスマスクと防護服を着けて入るとするか
すでに罠にかかっているだろう
カツカツ カツカツ
インヴィスティ・ガトレ
ほらいた、お前がクロイツェルか?
?
ああ、そうだウッ ガハッ
お前何を撒いた?
インヴィスティ・ガトレ
「ユーフォルビア・ビローサ」確か世界一の毒を持つサボテンだ
その中身を死なないぐらいに薄めて使ったんだ
では、お顔を拝見させてもらおうか、ッツ!
やっぱりか、毒でひどくなっていて一瞬驚いたが
「
トラヴィ・トーレ
なぜわかった?
インヴィスティ・ガトレ
まず教えた方がいいか、君が本当のクロイツェルじゃないことはわかっている
まずお前は体が小さい、クロイツェルは背が大きいためこの時点で
違うということが分かる、二つ目は下準備の悪さ、
クロイツェルはとても行動が早い、ガスマスクなんてすぐに準備できるだろう
それに対してお前さんは?ほぼ丸腰だ、所詮二番煎じ以下なんだよ君は
トラヴィ・トーレ
くっ、クソがっ、
インヴィスティ・ガトレ
何とでもいうと言い、とりあえずお前さんは収監される
あと、本人は何処か知ってるか?
トラヴィ・トーレ
知るか!多分ダイアモンドを取っているだろうよ
インヴィスティ・ガトレ
どうせ、本物を盗られているか
あっ、すみません、こいつ捕まえといてください
素手で触っちゃいけないですよ、偽物でも重要参考人には変わりないんで
さて、次の依頼は何になるか、もっと安全なのがいいな、はぁ〜
プルルル プルルル
インヴィスティ・ガトレ
ん?もしもし、どうした?
ジュスティーツァ警部補
ダイアモンド、盗られました!また怒られる...
インヴィスティ・ガトレ
やっぱりか、またあいつにしてやられたな、
今度飲みに連れていってやるからそんなに落ち込むな
ジュスティーツァ警部補
本当ですか!?
インヴィスティ・ガトレ
ああ、本当だ、だから落ち込むな
ジュスティーツァ警部補
はい!
インヴィスティ・ガトレ
じゃあ、電話切るな、またあとで
ピッ
インヴィスティ・ガトレ
金まだあったかな?
あいつよく飲み食いするからな、あとでまた引き出しておかないとな...
【Case.1 怪盗クロイツェルと九つのダイアモンド】完
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作者名:大粛清 | 作成日時:2020年7月7日 21時