【wrwrd】黒魔女【魔法パロ】 (ページ6)

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syp「どうかしましたか！？」

ショッピは私の殺気を感じ取って危険を察知したのだろう。冷や汗をかいた様子で部屋に走ってきた。

『なんでもないわ。ごめんなさい、驚かせて』

syp「そうですか...」

するとまた扉が勢いよく開き、コネシマが犬の姿でやってきた。

kn「ガルルル！！〈誰や！不審者か！？〉」

tn「コネシマ、大丈夫や。ちょっともめただけやから」

kn「ワン！？〈もめたって何を！？〉」

『色々よ、コネシマ。貴方は何も変わらないのね』

kn「あっAやん！」

私を見るなり犬から人間に変わって抱きついてくる。

syp「おいクソ、その手をはなせ...！」

『こらショッピ、仲良くしなさいって言ったでしょ』

べりっとコネシマを剥がしながら軽めに怒る。

syp「...にゃぁ〈ごめんなさい...〉」

するとショッピは猫になって媚をうってきた
くそ、こいつわかってやがる...！

『はーいおいでおいでー』

tn「犬より猫派なんは変わらんのな(笑)」

『...そうね。ありがとうございました。帰りますね』

tn「おう、きいつけてな」

『それと、何かわかったら連絡ください』

tn「わかった」

そう言ってもときた場所から箒で飛び降りる
何とも言えない浮遊感から脱して空中でバランスをとった

ショッピは私の肩にのったまま、疲れたのかうとうとしている。やっぱりかわいい。

syp「にゃーん？〈そういえば何かわかったんですか？〉」

『ええ』

syp「ににゃ！？〈ほんとですか！？〉」

『あの草の在処ではないわよ』

syp「？にゃあ？〈？じゃあ何がわかったんですか？〉」

『...私があの部屋に魔法を充満させていたのは知ってるでしょ？』

syp「にゃー〈はい。なんの魔法だかわからんかったけど〉」

『あれは相手の心拍数を私の目に色として写す魔法なの』

syp「にゃにゃ...〈そんなこともできるんすか...？〉」

『ええ。それであの草は見つかったかと聞いたとき、トントンの心拍数が一旦不規則になったの』

syp「にゃ？〈じゃあ嘘をついていると？〉」

『それはまだわからないわ。でも少なくとも何か情報を得てはいるんだと思う』

syp「にゃー...〈なるほど...それでこれからどこに行くんすか？家と真逆の方向に進んでますけど〉」

『こっちの方向で私の知り合いって行ったら一人しかいないじゃない

白の魔法使いのところよ』