6 ページ6
Aと朝ごはんを食べながら(トーストとジャムしかなかった)聞きたいことを聞いていく
「それで...神になりたいとか言ってへんかった？」
『あ、そうでした！その説明がまだでしたね』
いやー忘れてました！と言っているが、それって忘れてもいいことなのだろうか
『まず天界のシステムについてお教えしますね』
Aが言うには、
死んだ人は再び人間などの生命体に生まれ変わることができるという
ただし、その選択権は善人であるほど広がり、罪人であればあるほど狭まるらしい
神は複数いて、最終的な決定権を握っているらしい
だが稀に死ぬまでの記憶を持たずに天界にやってくる者もいる
生きているときに地獄を味わい、壊れかけ、応急処置として記憶を神によって奪われた人だ
そういったものは2つの選択肢が与えられる
再び人間になって人生をやり直すか、天使になって神に忠誠を誓うか
天使になったものは大天使となり後世の天使の教育係をするか、神に成ることができる
大天使は放っておいても成れるが神はそうではないらしい
神になる認定試験が行われるらしい
それもこちらの世界で
そこで課題をクリアした天使だけが神になれるという
zm「それでその課題が人が生きる意味か」
ぱちんと指をならしその通り、と言われる
zm「お前も色々あったんやな」
『ええまあ。覚えてないので何とも言えないですけど』
zm「協力したいのも山々なんやけど俺にはわからへんわ」
『大天使は人間界にいるだけでも違うと言っていました。それにチャンスはこのテストだけではないので』
「...俺のことを軽く扱うなや」
『言ったじゃないですか。人が生きる意味かわからないって。ぶっちゃけますと、あなたが死んでもどうでもいいんですよ』
「ぶっちゃけすぎやろ...」
『天使だからいいんですぅ』
そう言ってAはトーストにかぶりついた
だがそのせいでジャムが頬についてしまった
zm「ついてる」
『！！』
ジャムをとってやるととても驚いていた
zm「どしたん？」
『...ゾムさんってもしかしたら紳士なのかもしれません』
zm「急にどうしたんや」
Aが急にテーブルを見つめ始めた
どうしたらいいかわからず見つめていると、ばっと起きて大声で話してきた
『決めました！ボク、この1ヶ月間であなたのことを理解できるようにします！』
zm「はぁ？何言って...天使になるんじゃなかったん？」
『そのためですよ！協力してくださいね！』
また面倒なことになった気がした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パリピなマヨネーズ - すごく感動しました！もう夜の２時なのに夢中になって読んでしまう程の素晴らしい作品でした！もう最高ｯｽﾈ!!! (2021年12月22日 0時) (
レス) @page36 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - ミキさん» 同じ悩み…！私もギャグ系書きたいのに段々シリアスになるんです！ のんびりでいいので更新頑張ってください！！ (2019年8月16日 16時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 関節痛いもげそうさん» 本当ですか！？ありがとうございます！！実はもっとギャグとかをいれようとしたんですが、私にはできなかったんです(笑)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - 泣きました。 最初はテンションが高く面白そうな話だなと思っていたのですが、まさかの展開続きで…こんなに素晴らしい作品をありがとございます！！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミキ | 作成日時：2019年5月27日 19時
