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恥ずかしいことを言ったと思う
これではただ寂しがりなおっさんではないか
zm「ただいま」
マンションに帰る
部屋を見渡すが誰もいないようだ
いまだにAの体が入っていた箱が無造作に置かれている
それを片付ける気にもなれずにその中を覗きこむと、Aが横たわっていた
zm「なんやお前帰ってたんやったら返事せえや」
だが返事がない
まさかと思って手を触ってみると
zm「冷たい...！」
脈もなかった
え、これってどうすればいいんだ？
救急車は騒ぎになるから呼びたくない
とりあえず病院に連れていこうと思い抱き上げると名前がぴくっと動いた
zm「A！大丈夫か！？」
『...ゾムさん、どうしたんですか？』
泣いてますよ
その時、顔に滴る自分の涙に気づいた
zm「お前が起きんかったから死んでしまったのかと...」
『なに言っているんですか私は天使ですよ？』
zm「それもそやな」
二人でクスッと笑った
zm「なあ、もう寝えへん？」
『夜食べたんですか？』
zm「ご飯よりも眠気の方がある」
『じゃあ連れてってください』
zm「犯してもいい？」
『今日死にたいんですか？』
zm「嘘ですごめんなさい」
『よろしい』
自分がこいつに命を奪われることを知っていながら何故こんなに割れ物を扱うような態度をとってしまうのだろうか
自分でもわからない
Aとベットに横たわった
『ゾムさん苦しいです』
zm「ん...」
『もう...』
強く抱きしめてしまったらしく窮屈そうにしていたが、最後は諦めて寝ることにしたらしい
『ゾムさんまだ起きてますか？』
目を開ければAは俺の胸元に頭を押し付けるようにして寝ていた
zm「起きとるで」
『ゾムさんは私のことをどう思っていますか？』
zm「どうって...天使だとしか」
『人殺しだとは思いませんか？』
zm「...思わへんな」
『それは何故？』
zm「それが義務なんやろ？なら仕方ないやん」
『...あなたは死ぬのが怖くないんですか？』
怖くないと言ったら嘘になる
だがそれしか道がないのならそうなるべきなのだろう
もうそう思うしかない
zm「怖いけど怖くない」
『ふふっなんですかそれ』
zm「Aに取られるんなら全然ええで」
『...』
Aが返事をしなくなったので寝てるのかと思い顔を一目見ようと覗きこんだらAは泣いていた
zm「どしたん！？どっか痛いんか？」
起き上がって背中をさする
少しは落ち着いたのか、Aは充血した目を擦りながらポツポツと話し出した
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パリピなマヨネーズ - すごく感動しました！もう夜の２時なのに夢中になって読んでしまう程の素晴らしい作品でした！もう最高ｯｽﾈ!!! (2021年12月22日 0時) (
レス) @page36 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - ミキさん» 同じ悩み…！私もギャグ系書きたいのに段々シリアスになるんです！ のんびりでいいので更新頑張ってください！！ (2019年8月16日 16時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 関節痛いもげそうさん» 本当ですか！？ありがとうございます！！実はもっとギャグとかをいれようとしたんですが、私にはできなかったんです(笑)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - 泣きました。 最初はテンションが高く面白そうな話だなと思っていたのですが、まさかの展開続きで…こんなに素晴らしい作品をありがとございます！！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ | 作成日時：2019年5月27日 19時
