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「ちょっと面かせや」
リーダーっぽいやつが話しかけてきたので、その言葉に応じる
裏路地の所まで来たところで背後から嫌な予感がした
咄嗟に体を捻って避けたが、腕に何かが当たり、鈍い音が鳴ると同時に左腕に痛みを感じる
バットか...
まだナイフとかじゃなくてよかった
「ハッ一般人からの成り上がり風情がよぉ！お前らやっちまいな！！」
そこから一斉に俺に飛びかかってきた
*
「なんで...っあんなに大勢...」
zm「むさ苦しい男どもに囲まれてもなんも嬉しくないねん」
痛みの残る左手を我慢して歩く
「お前は...そうやなぁ。情報とるために一回拘束するか」
男を持っていたロープで縛ろうとした時、天使が話しかけてきた
『腕大丈夫ですか？』
「こんなの日常茶飯事やから」
『帰ったら病院行きましょ！』
「だから大丈夫やって...」
『ボク、あなたの感情が少しだけわかるんです。今あなたは無理をしています』
図星だ
本当は滅茶苦茶痛い
今にも叫び出したいくらいに
すると拘束しようとした男は近くにあったバットを投げてきた
それは天使の顔スレスレを通っていき、天使は驚いたのかその場にへたりこんだ
ぷつん、
俺の中で何かが切れた音がした
男の顔を殴る
腹を蹴りあげる
落下する瞬間を見計らってその前に蹴り飛ばし壁にぶつける
次はどうしようか、そう思っている時だった
『ぞ、ゾムさん...！やめてください！』
目が覚めるとそこには意識のない男と天使がいた
天使は俺の袖を必死に引っ張っている
「...ごめん、大丈夫か？」
『...ビックリしました。いきなり負の感情が流れ込んできたと思ったらゾムさんが...！』
天使はもう半泣きだった
ごめん、ともう一度謝る
すると安心したのかまた地面にストン、と落ちてしまった
『あ、大丈夫じゃないです』
zm「なんで？」
『腰が抜けてしまいました』
zm「飛べるやん」
『羽も動きません』
zm「じゃあここに置いてったろうかな」
『ゾムさんは優しいのでそんなことしないと信じています』
zm「じゃあどうするん？」
『それに乗らせてください』
そう言って天使は俺のバイクを指差した
zm「...最初からこれが狙いやろ」
『いえ、腰が抜けてしまったのは偶然です。乗ってみたいと思ってはいましたが。それにヘルメットがなくても死ぬことはありませんし』
なんかうまく口車に乗せられた気がするが仕方ない
俺は天使を乗せてバイクを走らせた
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パリピなマヨネーズ - すごく感動しました！もう夜の２時なのに夢中になって読んでしまう程の素晴らしい作品でした！もう最高ｯｽﾈ!!! (2021年12月22日 0時) (
レス) @page36 id: 6d5d1dfe5d (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - ミキさん» 同じ悩み…！私もギャグ系書きたいのに段々シリアスになるんです！ のんびりでいいので更新頑張ってください！！ (2019年8月16日 16時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 関節痛いもげそうさん» 本当ですか！？ありがとうございます！！実はもっとギャグとかをいれようとしたんですが、私にはできなかったんです(笑)亀更新ですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
関節痛いもげそう(プロフ) - 泣きました。 最初はテンションが高く面白そうな話だなと思っていたのですが、まさかの展開続きで…こんなに素晴らしい作品をありがとございます！！ (2019年8月14日 11時) (レス) id: 8614aece4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ | 作成日時：2019年5月27日 19時
