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夢主視点
私の腕を掴んだままゾム君は放さない
むしろ掴む力が強くなっている気がする
「あ、あのゾム君...どこに向かってるの？」
zm「...屋上」
まじか...体力持つかな
体育館から猛ダッシュで校内に来ただけで息上がってきてるんだけど
するとそれを察知したであろうゾム君は私をひょいっと姫抱きにした
なんだろう
ゾム君が王子様の格好をしているせいでとても目立っている気がする
あたふたしているとふっとゾム君は笑って
zm「ちょっと揺れるで」
と言って走りだした
ちょっと格好いいなと思う
階段も結構な速さで上っていったので、屋上に着いた時にはさすがのゾム君も肩で息をしていた
ゾム君に降ろしてもらうと、突然抱きしめられた
「ゾムく...」
zm「あのさ」
耳元で話されているからとてもくすぐったい
zm「俺のこと嫌いになってもうた...？」
ゾム君の声は少し震えていた
これはどう答えるのが正解なのだろうか
というか私ゾム君がどう思っているかを聞きたかったんだよね？
質問返ししてもいいかな...？
「ゾム君は私のことどう思ってるの...？」
zm「え、俺...？」
そう言ってゾム君は顔を上げた
その顔はもう泣きそうだった
zm「す、好きに決まっとるやん！！」
ゾム君は、はいこれと言ってズボンのポケットから何枚かの写真を取り出す
それらの全てに私が写っていた
ゾム君を見ると俯いていて表情が読めないが申し訳なさそうにしているのだけはわかった
「これって...」
zm「その...」
いままでゾム君がしたことをちゃんと全部聞いた
ストーキングしていたこと
わざと襲わせてそれを助けたこと
盗撮、盗聴をしたこと
そしてこれらは本当の事だということ
いやもうここまできたらなんて返せばいいのかわからなくなってくる
zm「ごめんなぁ...ごめんなぁ...！」
「ちょ、ゾム君泣かないで！」
zm「でも俺...Aのこと傷つけてもうたし...」
座り込んで静かに泣いているゾム君の姿を見て泣いて欲しくないと思った
これ以上悲しんで欲しくないと
ああ、私ゾム君のことが好きなんだな
ゾム君の顔に手を伸ばす
zm「え...なんで...」
無理やりゾム君の顔をこちらに向けて
唇と唇を重ねるだけの、優しいキスをした
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さ - おもしろい！ (2022年4月30日 22時) (
レス) @page2 id: 3d40ab255c (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - ユカさん» ですよね！！なんかこう、ギャップと言いますか...語彙力が無さすぎてあれなんですけれどすっごいわかります！ (2019年8月5日 13時) (レス) id: 051979f450 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - ゾムヤバすぎ可愛い！カッコイイ。 (2019年8月1日 15時) (レス) id: fe085f64f2 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - あと、オリジナル作品ではないのでオリジナルフラグを外した方が良いかと思います。（それで低評価がついてると思います。）更新頑張って下さい！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: 031d560031 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 4の主人公の名前がミキさんのままになってるところがありましたのでご報告します。 (2019年4月5日 0時) (レス) id: 031d560031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミキ | 作成日時：2019年3月31日 4時
