なんか知らんが ページ27
雲雀が攻撃してきた
「咬み殺されて」
「イヤ、無理だよ！」
相も変わらずの理不尽ぶりだ
避け続けてると、時計からチェッカーとバミューダ君の会話が聞こえた
《私は寛大だからな》
《では遠慮はしない。僕たちは第8のチームとしてこの代理戦争に参加する》
時計から聞こえたセリフに、微かに動きが止まったオレ
もう、後戻りはできねェんだなバミューダ君…
てか、ワザワザ“奪う”形にしないと参加できないって分かってるんだったらオレのやったこと意味ないじゃん
その時
パキン…
「……！」
オレが作った幻覚が壊されるような感覚
まさか…クローム？
ガッ…ｸﾞｲ！
「うわ!?」
油断していた瞬間、雲雀が攻撃でなく何故かオレの手首を掴んで引っ張った
「なｎ…ム！？」
「んなっ！恭弥ぁ！？」
「ムゥ！……ムガガ……！」
ジタバタ！
息！息できねェ！！！
なんとか脱出しようと試みるけど、思いのほか手首を掴む力が強くてそれも出来ない
何もできずにいると、唐突に解放された
「ぷはっ！ゼーゼー…」
雲雀から距離を取ろうとするが、今ので腰が抜けてその場にへたり込んでしまった
「い、いき…なにすんらよ！！？」
「別に。咬み殺しただけだよ」
それでも文句だけは何とか口から出たけど
「なっ…！なっ…！」
何言っちゃってんのコイツううう！！？
「お、おい早乙女大丈夫か…？」
「とは思えませんね…」
あまりにもな傍若無人ぶりに何も言えずにいると…
ピルルル…！
「え…あ…？も、しもし…？」
出来るだけ雲雀を見ないようにして電話を取ったけど
「クロームちゃんが病院に運ばれたの！」
「！！それは…うん、うん、ありがと知らせてくれて」
やっぱりさっきのはクロームがオレの幻覚を完全に拒否した奴か…！
だとすればクロームの命が危ない！！
勢いのままに立ちあがり、そのまま駆け出そうとするオレの腕を誰かが掴む
「雲雀！？」
「どこに行く気？」
「放せよ！急用ができたんだ！！」
「……放さない」
「は！？」
何なんだよ、急いでるっつうのに！！
「…いい加減にしろよ、オレは急いでるんだ！！」
バキィ！
「！」
手加減なしで雲雀の頭を殴る
そして腕を掴む力が弱まった瞬間、オレは夜で並盛病院へと跳んだ
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アオイ(プロフ) - 脳花さん» 久しぶりにこっちの小説にコメ来たと思ったらいきなり嬉しいお言葉！ありがとうございます♪ (2014年3月2日 20時) (
レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
脳花 - なんだ、作者さんは神でしたか (2014年2月23日 17時) (レス) id: 5ba61e44fe (このIDを非表示/違反報告)
黒猫月(プロフ) - アオイさん» はーいwてか、うん、この小説について友達と熱く語ってたよ←ぇ …ケフンケフン…その文才能力どこで身につけたァァァァアアア！神だろこんにゃろォォオオォォオ！← (2013年6月6日 22時) (レス) id: 8e106e6ca1 (このIDを非表示/違反報告)
時雨飛翼 - まじ神だwww (2013年6月6日 20時) (レス) id: 9d9a205d46 (このIDを非表示/違反報告)
るんたん(プロフ) - この小説とアオイさんを嫌いな人がいたら天然記念物ですよｂ (2013年6月6日 20時) (レス) id: 9f58cfe171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2013年5月25日 8時
