また、だ ページ25
「う゛おぉい！！早乙女何隠してやがる！？」
「思い当たる節があるようですね」
「この代理戦争って…呪いを解くためだけのものじゃなかったのか？」
口々に草食動物が口を開く
「うっせ――！！オレだって予想外のことが起きて参ってるんだっつの！！」
珍しく遥が焦ってる
でも、僕のことではない
別の誰かに対してだ
イラついていると、ボス猿の着けている時計から声が聞こえた
《詳しいことは私が説明しよう。まずは2日目の戦績発表からだ》
興味ないな
《スカルチームを全滅させたのは彼らだよ》
全滅？
ということは強いんだね
「ヴィ、復讐者！？」
「ハッ…！前から3番目…復讐者の肩に乗っているのは！！」
遥が言った赤ん坊より強いっていうのは彼らかな？
確かに、咬み殺し甲斐がありそうだ
《彼の名はバミューダ・フォン・ヴェッケンシュタイン》
名前なんてどうでもいいよ
「上司と部下の関係だよ。―――ってかオレも復讐者の一員だぜ？マーモンから聞いてないのか？」
「っな！？」
「遥ちゃんが復讐者ですって！！？」
関係ない
それよりも
「――遥」
「…ん？ああ、何？」
何かを考えていたのか、僕の呼びかけに若干反応が遅れる
そのことに、またイラついた
「―咬み殺す！！」
「は！？脈絡がわかんねェよ！！」
無性にイラついて遥に攻撃を仕掛ける
けど、避けるだけで遥は攻撃してこない
「おわっ！てか何でいきなりオレ！？」
「煩いよ。黙って咬み殺されて」
「イヤ、無理だよ！！」
《では遠慮はしない。僕たちは第8のチームとしてこの代理戦争に参加する》
時計から聞こえたセリフに、遥が反応した
「……！」
…どうして
どうしてなの遥
「…」
ｷﾞﾘ…！
僕を見てよ
僕と戦ってるのに、どうして僕を見ない
軽々と僕の攻撃を避ける遥
ボス猿なんかより実力差を感じる
でも、それよりも
ふざけないで
そこまで、僕を草食動物たちと同じ扱いにするなら
「…」
ガッ…ｸﾞｲ！
「うわ!?」
僕は油断していた遥の手首を掴むと僕の元へ引き寄せた
「なｎ…ム！？」
「んなっ！恭弥ぁ！？」
絶対に僕だけを見るようにしてあげる
「ムゥ！……ムガガ……！」
僕から逃れようと暴れる遥の口を僕のそれで塞いだ
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アオイ(プロフ) - 脳花さん» 久しぶりにこっちの小説にコメ来たと思ったらいきなり嬉しいお言葉！ありがとうございます♪ (2014年3月2日 20時) (
レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
脳花 - なんだ、作者さんは神でしたか (2014年2月23日 17時) (レス) id: 5ba61e44fe (このIDを非表示/違反報告)
黒猫月(プロフ) - アオイさん» はーいwてか、うん、この小説について友達と熱く語ってたよ←ぇ …ケフンケフン…その文才能力どこで身につけたァァァァアアア！神だろこんにゃろォォオオォォオ！← (2013年6月6日 22時) (レス) id: 8e106e6ca1 (このIDを非表示/違反報告)
時雨飛翼 - まじ神だwww (2013年6月6日 20時) (レス) id: 9d9a205d46 (このIDを非表示/違反報告)
るんたん(プロフ) - この小説とアオイさんを嫌いな人がいたら天然記念物ですよｂ (2013年6月6日 20時) (レス) id: 9f58cfe171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2013年5月25日 8時
