〇呆れる ページ7
「なんだっポー」
「お主ワシのこと蹴り飛ばしたじゃろ!!」
「あぁ」
「何故じゃ!!!」
「何となくだっポー」
「なっ！」
「お主「 ハレンチだ ! ! ! ! 」
「「 は？ 」」
二人共、聞き覚えのある声に振り向くと少女が立って荷物も持って去ろうとしている所にパウリーがハレンチ病を起こしていた。
『あ…』
カクとルッチを見て、ヤバっみたいな顔をした。
気づいていないパウリーは病のせいで顔を赤くして喚いていた。
『…ｸｿｯ…』
最悪だ。
折角のチャンスが…
離れようとしていたのにこのハレンチ病のせいで…
『はぁあ…』
少女はため息を吐く。
そもそも…
『ハレンチって…』
ハレンチと言われるのはおかしい。
スカートが嫌いな性分、化粧もしたことないしマニキュアもしない、学校の規則を守る、言うなればいい子ちゃんのはずだ。
その辺のきゃぴきゃぴみたいにスカート切ったり、折ったりしていない。
ちゃんとスカートは膝下にある。
まぁ、スカートがめくれていたら話は別だが、うん。
めくれてない。
シャツも別に第二ボタンが空いている訳でもない。
リボンはさっき外してブレザーのポケットにある。
改めて、自分の体を見渡す。
どこもおかしくはない。
『何処がですか…』
すると、ｸﾜｯとさせてハッキリと
「そのシャツと足をどうにかしろｯ!!!!」
「ハレンチだｯ！」と返すパウリー
『えぇ〜…』
気持ち悪いとか通り越して、呆れてきた。
パウリー好きな方には失礼だが現実で誰だか知らない人に「ハレンチ」と言われれば、人によっては怖がるだろう。
てか、先程水に落ちたんだ。
『足はしょうがないでしょう…水に落ちたんですから…』
んで、シャツってなんだ。
月明かりが再び出てきた時にシャツを見ると確かに透けてはいるが別にスポーツブラの上に着ているタンクトップが見えるだけでそこまででもないと思うが…
『逆によく見えましたね』
そう言えばますます赤くなる顔は月明かりのせいでよく見える。
あー赤い赤い。
「うるせぇｯ!!!女がそんな格好でいるんじゃねぇ!!!!」
『女って……あんた…』
マジで呆れてきた。
やば、クシャミ出そう。
口を抑えて我慢する。
『ｸｼｭﾝｯ！…失礼』
何故か固まったパウリー
なんなんだ。
''呆れてみた''
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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目！しっかり満点で入れらせていただきました！続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 午後のミル貝さん» ありがとうございます！良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです！(´；ω；`)出来る限りで頑張ります！コメントありがとうございました！ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです！更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 小桜藍さん» おまたせしましたぁ！★："代金"ですのでどうぞ！全話あげました！ (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marubox | 作成日時：2018年10月27日 22時
