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『あの、なにが初って…「お前、初だったのか。そりゃあ俺にあんな態度取るのは仕方ねェな」
肩をバンバンと軽く叩かれ、「ココロのババア、コイツ借りてくぞ」
「ンががが、なら1番ドッグに送ってやんらよ」
「あー？お前1番ドッグの奴なのか」
フランキーは自分の顎に手を添えてジロジロと体を見られる。
『いや……誤解しないでください。事務関係の方なんで』
「そうかよ、ま。そんなひょろっちい手じゃ工具を持つのに苦労するだろうとは思ったが…1番ドッグてーことはあのバカバーグがいるとこか」
『バカって…』
「お前なーアイツは…移動してから話すか」
くるっと背を向け歩き出すフランキー。
『いや、もう帰りま「行くわいな！」「わいな！」
「またねー！Aちゃーん！」
「ニャー！ニャー！」
『にゃぁ…って…』
てか、いつの間に…
ズルズル引きずられる自分の足を見ながら手を振るチムニー達に見捨てられた感にどうしようもないため息と2度目の強制連行に自分の非力というか…
もうどうでもいいや。
ただ一言、アニメみたいな台詞を吐くとしたら『裏切り者がァアア!!』って言いたい。
まぁ、恥ずかしくて出来ないが…
パウリーとかなら言いそう。
青い空を見つめ、ぼーっとしていたら着いたらしいそこは…
『BLUENO'S BAR…』
「なんだ、お前知ってたのか？」
『いえ、…看板読んだだけです』
やばいやばい、これはやばいかも知れない
大丈夫か…？
「入るぞ、おいブルーノ！」
そうこう頭ん中で考えているうちにフランキーは入っていった。
私も仕方なくついて行く。
…酒場って初めて入った。
周りを見渡して、木製の家具や棚にある酒瓶の彩りに私は大人の階段を登った感じがした。
「ココロのババアのダチってなるとやっぱ酒好きだろ？」
ｶﾞﾀｯと近くの椅子に座るフランキー。
『お酒は弱いんで…』
ここは子供ということは言わない方が身のためだな…
「そういう奴ほど強いんだよバカ」
「そうだわいな」
「バカわいな」
『……』
無情なイラつきがAには溜まりつつあるのを3人は知らない。
next…〇
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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目！しっかり満点で入れらせていただきました！続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 午後のミル貝さん» ありがとうございます！良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです！(´；ω；`)出来る限りで頑張ります！コメントありがとうございました！ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです！更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 小桜藍さん» おまたせしましたぁ！★："代金"ですのでどうぞ！全話あげました！ (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marubox | 作成日時：2018年10月27日 22時
