〇驚く ページ5
『…今、なんと…』
「2度も言わせるな、きゅうきゅうしゃとはなんだ」
『救急車とはなんだって……』
少女はその台詞に対して唖然とした。
ここはそんなにド田舎なのか？
石畳もある。
橋も見えた。
建物の気配はなんとなく感じる。
この人が知らないだけ…？
この御時世に救急車を知らない人がいるのだろうか…
外人か？
雲が動き、月明かりがまた照らし始める。
いや、それは無い
日本語は普通に綺麗だ
…え？
それじゃなんな
『の…』
月明かりがこちらまで来ると、助けてくれた彼を照らす。
するとハトを肩に乗せ、頭にシルクハットを乗せた男性が立っていた。
『嘘でしょ…』
そう思うしかなかった。
「なんだ」
そう返す彼は目を細め、此方を見下ろしている。
『い…え……』
顔を下に向けて、頭を回転させる。
これはやばい…
リュックの中にまだあさり途中で止まっていた腕を見る。
最悪だ…
ここはウォーターセブンでワンピースの''夢''なのだろうか、別に好きでもないキャラである彼が出てくること事態違和感しかないが変な風に返すと夢であれ死にたくない、ちゃんと答えるか。
『救急車は…119という番号に病人や、怪我人の緊急な時に呼ぶ車です…』
「ほぅ…」
彼は腕を組み、顎に手を添える。
『病人もしくは、怪我人を病院まで運んでくれるんです』
「そんなモノがあるのか」
『…』
この世界にある訳がない。
夢はなんでもありだと言うが幾ら脳内で想像しても出てこないということは無いのだろう。
「それで？」
『え…それ以外になにか…』
「呼ぶんじゃないのか」
『あ、…あぁ…』
とりあえず、スマホをだそう。
スマホさえ、あればきっとどうにかなるはず。
リュックの中のポケットのチャックを開けて手を入れるが奴はいない。
『え!ｳｿｯ、ない!!!』
彼女は立ち上がって周りをキョロキョロしだした。
「何がないんだ」
その様子に何がないのか訪ねると
『スマホがない!!!』
と声を上げた。
''驚いてみた''
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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目！しっかり満点で入れらせていただきました！続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (
レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 午後のミル貝さん» ありがとうございます！良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです！(´；ω；`)出来る限りで頑張ります！コメントありがとうございました！ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです！更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 小桜藍さん» おまたせしましたぁ！★："代金"ですのでどうぞ！全話あげました！ (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marubox | 作成日時：2018年10月27日 22時
