〇注意 ページ30
出る間際にアイスバーグさんはこちらに振り返って
「そういや、お前ら納期に間に合いそうか?」
と、私にはでは無く、座る職長達にいう。
『?』
…納期?
船の……かな…?
「「「 あ 」」」
職長達は全員あっという顔をした。
私は立ったまま、首を傾げる。
「…ンマー、お前ら」
アイスバーグは呆れた顔をした。
「いっ今すぐ!行くぞおめぇら!!!!」
パウリーはコートを持ち、急いで立ち上がって走っていく。
それに続いてルッチが出ていくとハットリも出ていく。
「行こうかの、A」
『!』
カクさんはゆっくり立ち上がり、私を見下ろしながら言った。
『え、…』
嫌ですけど…
え、ぶっちゃけ嫌なんですけど…
考えてみれば、私…
さっき反抗したも同然のことを言ったんだよね?
怒られる気しかしない…
私はアイスバーグさんを見てどうしようと訴えると、彼は軽く笑って
「ンマー、ついて行って色々案内とか買い物をしてこい」
といい、部屋を後にした。
扉は閉まらず、空いたままだ。
社長…
そういうことじゃないんです。
私はアイスバーグさんのいた所を見つめ、立っていた。
「だ、そうじゃ行くとするかの」
カクは先に部屋を出て、Aを待つ。
『わ、…分かりました』
Aはオドオドしながら、部屋を出て扉を閉める。
必然的に出た時に後ろにカクさんに背を向ける状態になる。
私は目を泳がせ、何も無いことを祈りながら歩いていこうと足を動かす。
カクは動かない。
私は気にせず、歩みを進める。
「A」
『はい…?』
私は少し8歩くらい進んだ所で振り返る。
next…〇
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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目!しっかり満点で入れらせていただきました!続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 午後のミル貝さん» ありがとうございます!良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです!(´;ω;`)出来る限りで頑張ります!コメントありがとうございました! (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです!更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 小桜藍さん» おまたせしましたぁ!★:"代金"ですのでどうぞ!全話あげました! (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Marubox | 作成日時:2018年10月27日 22時