〇浴びる ページ13
花柄のポーチを開けると生理用品にティッシュ、バンドエイド等が入っていて、私は心配性だからそういう女の子の日のために予備の下着も入れているのだ。
『あった…よかった…』
中を確認してホッとした。
すると、リュックをテーブルのそばに置かせてもらってカクさんの帽子を持ったまま、シャワーの部屋はどこだろうと見渡していると見かねたハットリくんが翼で指さした。
「シャワーはあっちだっポー」
『あ、ありがとうございます』
私はポーチと帽子を持って示された扉を開けて進んでいく。
『この奥……かな…?』
扉を開けるとまたがいくつかあった。
足を進めてみるとshowerと彫られた木の板の看板が着いている扉があった。
ここか…
オシャレだなぁ…
中に入るとプールの更衣室の様な感じになっていてその更衣室の奥にある扉を開けると個室のシャワーが並んでいた。
『おぉ…本当にシャワーだけだ』
確認した後、更衣室に戻ると棚の1つのカゴだけにタオルが入っているのを見つけた。
これは…
『使って、いいのかな?』
他のカゴには入ってない。
きっと、ルッチかパウリーが用意してくれたのだろう。
有難い。
『…脱ぐか』
誰もいないことを確認して、服を脱いだ。
脱いだ服は畳んでカゴに入れる。
下着は見えないようにシャツやスカートに挟んだ。
一応、ポーチもカゴの奥に入れておいた。
カクさんの帽子は………その隣のカゴに入れて置いた。
タオルを巻いて更衣室を出て、シャワーの個室に入り、タオルを解く。
個室の扉と言ってもそこまでガッチリではなく、足と頭が外から見えるような感じで男性メインに作られているからか、嬉しいことに私は全部隠れるので扉と言ってもいいだろう。
その扉にタオルを引っ掛けて、シャワーを付ける。
『わぶっ!』
シャワーの勢いが強くて直ぐに止めた。
『強っ…普通に痛い』
直撃した頭に手を添えてかんがえる。
シャワーを取って調節出来ないか弄ると威力を調節出来る所を見つけた。
『よし、これでいいかな』
元々、お湯になってて丁度いい。
背伸びをしてシャワーを元の位置に戻して浴びる。
『ふぅ…』
とりあえず、浴びる。
''浴びてみた''
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アルっさん(プロフ) - 記念すべき100票目!しっかり満点で入れらせていただきました!続編の更新も頑張ってください(*´-`) (2019年10月10日 16時) (レス) id: 16d5fcc0d9 (このIDを非表示/違反報告)
〇:『Hello,Girl』のURLです。リクエストはこちらに掲載 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/triall/ (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 午後のミル貝さん» ありがとうございます!良かったぁあ…面白いと言っていただけで嬉しいです!(´;ω;`)出来る限りで頑張ります!コメントありがとうございました! (2018年12月28日 21時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
午後のミル貝(プロフ) - とても話が面白くて読んでいて楽しいです!更新待っています (2018年12月28日 1時) (レス) id: 4f38584cb5 (このIDを非表示/違反報告)
〇 - 小桜藍さん» おまたせしましたぁ!★:"代金"ですのでどうぞ!全話あげました! (2018年11月28日 20時) (レス) id: ccc2f83f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Marubox | 作成日時:2018年10月27日 22時