２４４話 ページ30
『──ということがあって』
べ「ししっ、またボスとルリの部屋無断で入ったのかよ。スクアーロ」
ル「毎朝懲りないわねぇ」
賑やかな朝食の席。
お皿とナイフが飛び交う中、今日の朝の出来事を暢気な口調で話していた。
どれだけ年月が経っても、私達がおじいちゃんおばあちゃんになっても、このマナーのなってない食事は続いていくんだろうな。
そう思いながら、ササッとハムサラダをお皿に取り分けて朝食を再開した。
飛び交うナイフやフォークは、空いてるお皿で跳ね返しつつ。
フ「しかたないですよー。
ロン毛は3歩歩くとさっきまでのこと全部忘れちゃうんでー」
ス「う”ぉおい！てめぇ適当なこと言ってんじゃねーぞぉお！」
そういえば、マーモンさんが亡くなってしまったことによって空いていた霧の幹部の席に、最近この蛙の被り物を被った生意気な後輩が入った。
先輩後輩幹部部下関係なく奇妙な渾名をつけて毒舌を吐きまくる問題児。
名前をフランと言うその新米幹部は、最近皆のストレスの元凶となりつつあった。
フ「白髪婆さんも、そんなに若くないんですから大人しくしててくれませんかー？
ミーの食事にも被害が出るんですけど」
『おい、誰が白髪ババァだゴラ。
表出ろ。カッ消してやるよぴよっこが』
グ「……先輩も口調がボスみたく物騒になってきましたね」
勿論、私もそのストレス元凶の餌食となっている。
白髪婆さんとか、年寄りとか、年増とか、マジで1回教育し直してやろうかと思う。
まずは先輩への挨拶の仕方からだ。
確かに最近は幻術を使い続けるのが面倒になって、皆の前では本来の自分の姿になっているけれども！
私の本来の姿は白い髪で一見白髪(しらが)に見えるかもしれないけども！
フ「そんなに怒ると血管切れてすぐにポックリ逝っちゃいますよ〜」
『その前にてめぇが死ね』
べ「ししっ、手伝うぜルリ」
『よし、殺るか』
ス「う”ぉおい！そのへんにしておけぇえ！」
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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桜(プロフ) - 2人の想いが通じ合って良かったですねぇ！ これからが一層楽しみです！ 更新はご自身のペースでいいと私は思います。いつでも待ってますから！ これからも一層、楽しみにしてます！ (2019年2月15日 18時) (
レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 更新待ってました！ ボスへの想いに気が付いて、これからどうなるのか楽しみです！ これからも応援しています！ (2019年1月10日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - めちゃくちゃ面白かったです!更新楽しみにしてます (2018年8月2日 17時) (レス) id: 742e9e233f (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 良かったです！ これからも応援してますので、自分ペースで更新してください！ 楽しみに待ってます！ (2018年4月1日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
咲月(プロフ) - こちらで活動してもらいたいですが、他サイトに行くとしても応援してます！それと他サイトに移るなら、pixivオススメですよー (2018年3月11日 20時) (レス) id: 6dc0dcced2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫 | 作成日時：2017年12月31日 22時
