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「それで、なんで俺ら別れなきゃいけなかった？」
元々お酒の強くない山田はちょびちょび飲んでるけどビールも進んでほろ酔い、くらいになったときに切り出した
理由がないのに別れるなんて。
「光くん、先に謝るね、騙しててごめん」
「うん？」
何を“騙してた”んだ？
「光くんに迷惑かけると思って、」
タバコをもう一本出して指と指の間に挟んでライターを取った
…ラブ ホのやつだけど。
「俺さ、いまどき信じてもらえないと思うんだけど貴族の子供なんだ」
何言ってんだ、山田は…と思ったけれど目が真剣で本当の事なのだと理解した
「きぞくってあのきぞく？」
「そう、貴族…
親が普通じゃない家で、家出してから光くんと出逢ったの。
でも、ある日見つかっちゃって…一緒にいたら光くんにまで迷惑かけちゃうかもって」
「それで？そんなことで俺と別れた、と？」
「えっ、そうだけど」
十分な理由でしょ？と首をかしげてるけど全然理由になんてならない
「俺はっ、山田と一緒にいたいからいるだけだし、好きだから別に貴族の子供だなんて関係ない」
ついつい酔った勢いで普段は言わないような事まで口が滑る。
…明日にはこれは黒歴史。
「光くんっ…！！」
抱きついてくる山田を剥がして向き合わせて唇を合わせる
「んん、、ぁ、にがぃ…っ、」
煙草の味、嫌いだもんな
そのままお店だということを忘れて押し倒す
「…ね、だめぇ、ひかぁ、、」
「分かってるって、個室だから。な？
静かにしとけばわかんねぇから」
個室とは行っても薄い壁で仕切られているだけだが、中の様子は見えはしない。
それに常連化してしまった俺のところに店員が注文以外で入ってくることもない
「…っんぁ、、っ…」
服の下に手を突っ込んで飾りに触れるだけで声を出して唇を噛む
…可愛い唇、傷つくじゃんか
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るん - も、もう！最高！！！ (2017年11月25日 23時) (
レス) id: ee11f13fb5 (このIDを非表示/違反報告)
こなにゃ(プロフ) - 杏菜さん» コメントありがとうございます！ごめんなさい、そうです。全CP終わったので完結ということになります。気に入っていただけて嬉しい限りですが申し訳御座いません(><) (2017年5月12日 19時) (レス) id: fcb3bb3263 (このIDを非表示/違反報告)
杏菜 - 凄い好きなので続けて欲しいです!! (2017年5月10日 7時) (レス) id: ed460c0109 (このIDを非表示/違反報告)
杏菜 - これ全員一周したら終わっちゃうんですか？ (2017年5月10日 7時) (レス) id: ed460c0109 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こなにゃ | 作成日時：2017年5月8日 19時
