大丈夫。傍にいるから。 part8

喧嘩はいやっ！ ページ14

次の日になっても、またその次の日になっても、空気はそのまま。

“仲直り”の“な”の字もない。


こうなったら、僕が強制で仲直りさせちゃうんだからっ。

…今のところ全部失敗だけどね。


でも僕はもう限界だし、こういう空気は好きじゃないから。



夜ご飯を食べ終わって、宿題をした。

次はどうやって仲直りさせようかなって考えていたら、問題が分からないと勘違いされたみたいで潤にいに声をかけられた。


潤「智、なんかわかんないの？教えてやろうか？」

智「あっ、だいじょ「智、俺が教えてあげるよ。潤よりも俺の方が頭いいし」

潤「翔は黙ってろよ。首突っ込んでくんな、なで肩」


また始まった。


雅「智。俺が教えてやるよ。あんなのほっとこう」

和「バカが教えれるんですかあー？」

雅「なっ!!俺だってこのくらいならできるし！てゆーか、和もわかんないんじゃねーの？俺が教えてあげましょうかあー？」

和「雅にいとは違って僕はかしこいんですー。あとさー、そこの二人。いい加減しょうもない言い合いやめたら？」


うるさい…


雅「小学生みたいな喧嘩のしかたしてさー。ほんと笑える。あと俺はバカじゃねえから」

翔「はあ?!バカじゃん。つーか、おまえにだけはいわれたくない!!」


智「もうっ、やめてよ…」


和「ふっ、大人げない喧嘩」

潤「チッ、子供は黙ってろ」

和「潤にいもまだ子供じゃん。よく言うよねー。だいたいさ…」


智「もうやめてよっっ!!!」

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