ああ、嫌だ。 (ページ5)

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自分ページ5

数か月ごとの嘔吐があります。
手の震えがあります。

人の声が嫌になってしまいました。

友人との会話ならまだ大丈夫です。話題が分かって、自分もそこで話しているのですから。
周りのざわざわとした声の集まりを聞くと、耳から頭に入って来て、チクチクズクズクと頭の中身を刺されているような感覚になるのです。
酷いときはそのまましゃがみこみたくなって、その度に、ここは皆の前だと思いとどまります。

手が震えることが多くなりました。

前まではそこまでなかったものが、人と話すときは必ずと言っていいほど震えるようになりました。
友人や学校の人とだけの話ならまだよかったです。
家族と話すときも震える手に気づいて、自分がどうしようもなく醜く、嫌に思えました。
話を切り上げてベッドに潜ると、手の震えが収まるまでじっと待ちます。その時間が嫌いです。自分の弱さをこれでもかというほど自覚します。

嫌になります。
全部。と言いたいところですが、俺にも友人はいます。
性格のことや、その他のいろんなことに対して理解を示して、
ただただそこにいてくれる友人がいます。
何気ない話をいつものようにしてくれる友人がいます。

そんなこんなで、やめることもできず、今日も息をしています。

コロナウイルスでの休校が、不謹慎かと思いますが、ほっとしてしまったのです。
そんな自分も嫌になります。

けれども俺は息をしています。

いじめというほどでもなく、それでもどうしようもないような人が俺以外にもいると思います。

何様かと思われてしまうかもしれませんが、一つ、宣言をします。

なんとなくで生きましょう。
なんとなくご飯を食べて、なんとなく学校に行って、なんとなく僅かでもいい友人と笑いましょう。
なんとなくで生きて、生きて、最後に笑ってやりましょう。
どうだ、ここまで来てやったぞ。と思いっきり見下してみましょう。
自分を馬鹿にした人たちを、諦めるしかないとか考えてた過去の自分を、見下してやりましょう。
俺は性格が悪いですし、口も悪いです。
なので、いつか誰かを見下すために、そのためだけに、今はなんとなく息をしようと思います。
だって、せっかく意識しなくても呼吸ができる体に産んでもらえたんですよ？
ぼやーっと生きてもいいじゃないですか。

そんな人が、そんな風に息をするちょっぴり素敵な人が、少しでも増えればいいと思います。

俺の愚痴に付き合ってくれた人。ありがとうございました。