ダイヤのA 短編集！(2)

-勉強会-成宮鳴 ページ9

ありさ様より、リクエスト...




あ「鳴...
世界史、教えてくれる約束だよね？」

成宮「そのつもりだけど、何？」

あ「...なら、何で、鳴は私に抱き
着いてるの？
やりづらいんだけど...」

成宮「えー！別に良いじゃん！
俺、この体勢の方がやる気出るし
Aにくっ付けるしで、このまま
が良い！」


そう、私達は、もうすぐテストということで、得意科目の教えあいをすることにしたのだ。
そして、今は、鳴の部屋で2人で勉強会を開いているのだが...

ご覧の通り、鳴が私に抱き着いている。


あ「鳴、教える気がないなら
私、帰るからね(黒笑」

成宮「え！？(汗
そんなー！せっかく、2人っきりなのに！」

あ「この状態と2人っきりなのは、
関係ないよね？
それに、私の中では、今、テスト勉強の方が
優先順位が高いから(ニコッ」

成宮「か、彼氏よりもテスト勉強をとる
なんて...」

あ「当たり前でしょ！
学生の本分は、勉強んだから
鳴だって、赤点とらないように雅さん
に言われてるんでしょ？」

成宮「う...確かに、言われてるけど...
何か、御褒美がないとやる気でないんだもん(ムスッ」

あ「いじけないの(苦笑
でも、御褒美ね...

ねぇ、鳴
本当に、御褒美があればやる気出るの？」

成宮「...ものによるけど」

あ「ものによるって(呆れ
それじゃ、どんなのならやる気出すわけ？」


と私が鳴に聞くと、鳴は、待ってましたと言わんばかりに、顔がニンマリと言った表現があう笑顔になった。

私は、聞いては、いけなかった事を聞いてしまったかもと思い、少し後悔した。

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