僕、俺、私、あたし【ヒロアカ】【短編集】

障子目蔵1 ※甘々かも ページ5

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『しょーじーくん。マスク外して』

「...嫌だ」


目の前にいる女子は俺のマスクを取ろうとしていた


彼女は潮波A
クラスメイトであり、恋人である


今は放課後で教室で2人きりだ


『付き合ってもう3ヶ月だよ。そろそろ見せてくれたっていいじゃん』


頰を膨らまして抗議してきた


「...別にいいだろ。見ても面白くない」

『みーたーい』


素顔は気味が悪いと言われたことがあり、あまり見せたくない

恋人なら尚更だ


「帰るぞ」

『...』

「潮波。何して」

『...目蔵』


か細い声で俺の名前を呼んだ


「だめだ」


振り返ってさっきよりも強く言った


「...お前に嫌われたくない。だから」

『隙あり!』

「...っ...」


マスクがずらされ素顔が出てしまった


『ふふっ。ようやく見れた!』

「お前」

『目蔵』


ちゅっ


「!」


直接口にキスされた
キスをしたのはもちろん初めてだ


『大好き』


そう言い放った


『ねぇ、あたしからしたんだから目蔵からもやってよ』

「...お前素顔見て何にも『早く』...」


そっと抱き寄せ
触れるだけのキスを落とす


『...もっと、ちゃんとしたの』


彼女には恥じらいというものはないのだろうか


『目蔵。あたし目蔵の素顔見てもなんとも思ってないよ

むしろ...』


むしろ?


『いいから!もっかい!!』

「...言え」

『い、いわな』

「A」

『ちょっ...ん...ぁ...っ』


仕返しで深い方のキスをやった


『ん..!ん...ふぁ...』


しばらくして背中を叩かれたので解放する


「むしろ?何だ」

『...いやらしいって、思った』

「いやらしいって...」


どういうことかさっぱりだ


『あー...やっぱり見るんじゃなかった
いやらしすぎる。やらしっ』

「見なきゃ、よかっただろ...」


マスクを戻し呆れていると


『...でも




さっきあたしにキスしてた障子くん


すごくオスみたい顔してたよ』


「っ」

『あたし先帰る!!』

「待てっ」


その言葉に不覚にも顔を赤くしてしまった俺は逃げる彼女を追いかけた





その後彼女を捕まえた俺は____



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S(になってるのかわからないけど)な障子くんを書きました

書きながら死んでました。ハイ
何書いてんだろうと思いました
恥ずかしい


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