【リボーン】【鋼の錬金術】不死身であって不死身ではない体 (ページ41)

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標的３５合成獣の錬成ページ41

あれから何日かタッカーさんの家で資料を見せてもらっています。

そして……

エ「今日は降るなこりゃ」

エドが上の雨雲をみながら

「傘持ってきてませんよ？」

ア「兄さん、カミル。誰も出ないよ？」

玄関の呼び鈴を鳴らしていたアルがそんなことを言い出した。

珍しいですね。

……嫌な予感がします。

「中に入ってみましょうか。」

エ「だれもいないのかな。」

ア「タッカーさん？」

「ニーナちゃーん？」

エ「なんだ。いるじゃないか。」

エドがある扉を見て言う

カ「ああ。君たちか。見てくれ、完成品だ。」

？

カ「人語を理解する合成獣だよ。見ててご覧」

タッカーさんが合成獣に話しかける

カ「いいかい？この人はエドワードとグラス」

合「えどわーど？ぐらす？」

な、何でしょう？このぞわっとくる嫌な感じ

カ「そうだ。そくできたね。」

合「よくできた？」

エ「信じらんねー。本当に喋ってる……」

あれ？そういえばアレキサンダーとニーナちゃんは……

カ「あー、査定に間に合って良かった。」

……！この時私には考えたくもない一つの仮説が出来てしまった。

カ「これで首が繋がった。また当分研究費の心配はしなくてすむよ。」

合「えどわーどぐらす」

私とエドは合成獣に近づく

合「えどわーどぐらすえどわーどぐらす」

この時合成獣から衝撃の一言が出る

合「おにいちゃおねちゃ」

エ「！！」
「！！」

この一言が私が考えた一つの仮説から事実にかえてしまった。

「タッカーさん……人語を理解する合成獣の研究が認められて、資格とったのいつでしたっけ？」

カ「ええと……二年前だね。」

エ「奥さんがいなくなったのは？」

カ「……二年前だね」

エ「もう一つ、質問いいかな」

エ「ニーナとアレキサンダーどこに行った？」
「ニーナちゃんとアレキサンダーどこへ行きました？」

ア「！！」

カ「…………君たちのような勘のいいガキはきらいだよ。」