クリスマスには花束を (ページ7)

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あいつ風呂長くね？？

風呂場の前に来てみたけれど
扉の前から声かけるくらい大丈夫よね？

「 A～風呂長く『ジェ...』

バタンっ

え？え？なんの音？？

「。。。入るよ？？」

っあぶねえ、見るところだった

いや、本音を言えば見たいよ？？余裕で見たいけど

こういうのってこういう形で見るのは違うというか

罪悪感の方が勝つというか

つまり俺は床に倒れるこいつを助けたくても助けられない

「何してんの」

「え゛、ナイスタイミング！慎太郎お姉ちゃんと最後に風呂はいったのいつ？」

「小学生じゃない？。。。入りたいの？」

「ちげえよ！あいつ多分のぼせたみたいで床に倒れてたから中入って確認してくんない？」

「え、俺が？やだよ！ジェシーがどうにかして！」

「いや、俺より慎太郎の方が罪にならないだろ！体にタオルかけるだけでいいから！」

「んまあ、それくらいなら」

「で？どうする？」

「どうするって、部屋にでも運べば？」

「自分の姉だってのに他人事だな、手伝えよ？」

「クリスマスは新しいゲームが届くかなぁ」

「わかったわかった好きなのかってやるから！」

現金なヤツめ。

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