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34話 ページ40

2人で話しているともうすっかり辺りは真っ暗。



私の家泊まっていかない?と愛莉が言うので
いいよ!と返し、私達はカフェを後にした



愛莉「どーぞ!狭いけど、ゆっくりしてー」




『ありがと、………』



1ついいだろうか。


『愛莉…片づけできない所は…変わってないんだね。足の踏み場もないじゃん…』


愛莉「あ、ごめんごめん。だって面倒い…だもん。」



はぁ……相変わらずだな。



『片づけ手伝うから。まずやろ。
 こんなんじゃ……む、虫が湧きかねない…』



愛莉「えーー…わかった。」



と言うことで
部屋を片づけているわけなのですが





あ!それはだめ!



これは使うの!



それは……何かに使うからだめ!




『愛莉…1年使わなかったものは捨てないと減らないよ?これなんて埋もれてたんだし要らないでしょ。』



愛莉「だめー!」



…ここで補足しておこう。


Aは愛莉に甘いのだ。
弱いとも言えるかな。



『…………わかった。
 じゃせめて、床に物置くのやめよ?』



「………うん。わかった……」





とまぁ…なんとか部屋の片づけを終え、一段落

ゴミの山は残っているが…





『……とりあえず…寝ようか。
 もう日を跨いでる。』



愛莉「わかった!Aはこっちね!」



『おやすみ。愛莉』


愛莉「おやすみ!A!」




結局何も話さなかったな。


あの後…愛莉がどうなったのか…
知りたいが無理に聞きたくはない。



もしかしたら…あんなことがあったなんて知らないかもしれない。
 


辛い思いをさせたくない。



ごめんね、愛莉。





私は愛莉に嘘ばかりついて、隠し事ばかりしている



……許してくれとは言わない。



でも……生きててね。愛莉。




貴女が幸せなら私は幸せだから








私はもう元の世界には戻れないんだ




どれだけ探しても…無理だと脳裏に浮かぶ





それに……最近…思い出せないんだ。




文豪ストレイドッグス。




このアニメはどんな物語だった?
何が起きるんだっけ…何も思い出せない



……それだけじゃない。



私は…愛莉以外の家族の名前も…顔も…思い出せない

友達も…先生も……





帰りたいの願っても帰れない。



私は帰りたいと思えない、でも愛莉は違うだろ。



あっちの方があってる。



こんな危ない世界には居ない方がいい



だから私が……お姉ちゃんが…絶対返してあげる




それまでは絶対に護る









貴女はたった1人の妹なんだから

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設定タグ:文スト , 双黒 , ポートマフィア   
作品ジャンル:アニメ
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凛空(プロフ) - ありがと!(⌒▽⌒) (8月20日 9時) (レス) id: 049e9029e3 (このIDを非表示/違反報告)
本の世界にいきたい(プロフ) - 良きかな( ^꒳^ ) (8月20日 0時) (レス) id: 1975082612 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛空 | 作成日時:2023年5月15日 17時

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