冗談は存在だけにしろ！【ONE PIECE】【呪術廻戦】

リーゼントがかわいい ページ7

「次の島まで送っていってもらえたりしないー？」


「まだお前の疑いが晴れたわけじゃねぇよい」


「やだなぁ、無駄な争いごとは嫌いだから騒ぎは起こさないよ」


「そうだぞ、この頑固パイナップル！
美人をこんな牢屋に入れておくの、可哀想じゃねぇか！！」


「そーだそーだ！！」


「うるせぇよい！お前は女に鼻伸ばし過ぎなんだよい！！」




リーゼントの一言で吹いたよね。
やっぱり誰が見てもパイナップル乗せてるよね
誰もつっこまないから目の錯覚かと思ってた
おっきなたんこぶ頭にできてる。
よかったね、背が高くなるじゃんおめでとう




「ほら、枷つけたままでいいからさぁ

…あぁ、それとも女一人押さえつけられないと心配？」


「ッチ、んなわけねぇよい」


「そもそもお嬢さんをこの船に乗せてなんの得がある？
残念ながら娼婦はこの船に必要ない」




いやーん、美人さん怖いなぁ
挑発に乗ってくれないあたり、冷静で素敵だよ
硝子ちゃん味を感じるね



「得なら大いにあるよ」



だって、この船汚物がうじゃうじゃいるもの
ほら、そこのパイナップルの首元にも頭にも。
あ、もしかして呪霊のせいでてっぺん以外の髪の毛禿げちゃったのかな？？？


手招きしてパイナポーを牢へと寄せる
腕を振る動きとともに呪力を飛ばせば、きしょい音をたてて消え去る



「肩、軽くなったでしょ。祓ったから
その他にも掃除洗濯料理はもちろん、目利き、修繕なんでもできるよ
私、役に立つよね？」



驚きながら肩を回すのを横目に、にんまりと笑みを浮かべる。
肩こりは仕事の天敵
苦労人ならば尚更。




「別に手足繋いでくれてていいんだよね
でも、ここはちょっと多いからなぁ」


「ちょ、ちょ、ちょ、お嬢ちゃん幽霊見えるの？？」


「貴方の腕にも吊り下がってるねぇ
唾液垂らして気色悪いのが」


「え、ちょ、とって！！とってぇぇ！！！」


「ここから出してくれるなら、かなぁ」




このリーゼントがちかわいい。
どうやらお父様のもとへと連れて行ってくださるようで
ドア開いた瞬間「はろー、ぱぴー」って叫んだら頭にげんこつ食らったわ

やめろよパイナップル。私の髪の毛は繊細なんだ。
上から叩かれた拍子に全てバサって根本から抜けたらどうするんだ！！！

痛すぎて目から鼻水湧き出そう。

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