トリップしたら闇の男爵の管理を任された!?その3

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Aside








私がジンにとりあえず頼もうと言う前に



ジ「おい。バーボン。お前もあっちに行け」


安「僕はベルモットに誘われてませんし」


ジ「お前はいつもアティと飲んでるんだろ。今日は俺と来たんだ。邪魔だ。帰れ。」


安「僕だってBARは初めてです。」


ジ「どこだって飲んでる事には変わりねぇ」


安「いえ。変わります」



仲悪すぎかよ




『うるさい。
今日は思ったより大人数になったんだからいいじゃない。私がバーボンに時間教えてしまったから…ジンごめん。また今度2人で飲もう』



ジ「ﾁｯ。絶対だぞ。」



安「僕ともBARで2人で飲みに行きましょう」


『バーボンとは居酒屋』


安「なんでですか！」


『最初に言ったじゃない。友達とは居酒屋に限るって。』


安「親友なんですからどっちもOKにしてくださいよ！」


あむぴから親友いただきました。嬉し泣きしそうです。


『確かに親友だしね。うん。今度BARでも飲も』


我ながらちょろい…


ジ「ﾁｯ。とりあえず頼むぞ。俺はいつもの。
アティは？」


いつものってジンかなぁ

私も1杯目はいつも同じの頼んでいるけど
問題が…




『何頼んでも怒らないでね。特にバーボン。私1杯目はこれって決めてるの。』




安「はい？人の好みにケチはつけませんよ？」





はっきり言って信じられないが

『マスター。ライのロックで』






ﾊﾟﾘｰﾝ


右からガラスの割れる音

恐る恐る見てみると
持っていたグラスを握り割っていた


『は、はは…出た。ゴリラハンド』

思わず口に出してしまう


手、大丈夫か…






私の呟きが聞こえたのか、左隣で笑いをこらえてる気がするジンを無視してあむぴに集中する。

少しでも距離を取るためジンの方に寄る




あむぴは少し震えながら俯いているから顔が見えない。見たくないけど。てか。殺気。マスター固まってるよ。


『マスター。布巾くれる？』


マ「は、はい！」



硬直から回復したマスターが私に布巾を渡す

私か…。話しかける勇気ないんですけど…
あむぴの視界に入る所に置いて引っこもう


そろそろと置いて手を引っ込めようとすると掴まれる。A終了のお知らせ









…

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